ACROLINK(アクロリンク)から、超高純度7N(99.99999%)Cu導線を使ったスピーカーケーブル「7N-S1010 Purosangue」(Purosangueはイタリア語でサラブレッドの意味)が5月19日に発売される。価格は¥15,400(税込、1m)。
信号導体にはアクロリンク7N Cu D.U.C.C.(Dia Ultra Crystallized Copper)Stressfreeの0.37mm経を18本撚り合わせた構造を7N-S1010 Leggendaから継承する。この素材は、三菱電線工業(株)が開発したオーディオケーブル用高純度銅導体で、結晶粒をー般的な純銅の数十倍以上まで大きく成長させ、かつ結晶格子の方向性を揃えた素材とのことだ。
導体はシルク糸を沿わせた上で、独自の高音質絶縁体ポリオレフィン樹脂で被覆された外径3.3mmの芯線とし、電磁波吸収非磁性糸を沿わせて撚リ合わせることで形成される。介在層には自然素材のシルクを導入、さらに紙テープ、銅箔テープ、タングステンとアモルファス入リのポリオレフィン樹脂の内シース、ポリオレフィン外シースを高密度に重ねた構成となっている。
「7N-S1010 Purosangue」の主なスペック
●導体:7N Cu D.U.C.C. Stressfree 0.37mm×18本撚り
●絶縁体:高分子ポリオレフィン系樹脂
●介在層:100%シルク
●シールド:銅箔テープ
●導体抵抗:7.4mΩ/m
●静電容量:77pF/m
●寸法:10.6mm(直径)