TCL JAPAN ELECTRONICS(以下、TCL)は、2025年5月から日本国内で順次発売する新4Kテレビを発表。フラッグシップ「X11K」を筆頭に、プレミアム「C8K」、ハイエンド「C7K」、エントリー「C6K」というラインだ。いずでも同社が注力しているmini LEDパネルを搭載し、画質・音質にこだわった製品となる。ラインナップと価格は下記の通りだ。

画像: フラッグシップ「98X11K」。写真の女性はTCL広報の唐 氏

フラッグシップ「98X11K」。写真の女性はTCL広報の唐 氏

2025年新製品
●X11Kシリーズ
 「98X11K」 オープン価格(想定市場価格¥2,000,000前後)

●C8Kシリーズ
 「98C8K」 オープン価格(想定市場価格¥1,200,000前後)
 「85C8K」 オープン価格(想定市場価格¥600,000前後)
 「75C8K」 オープン価格(想定市場価格¥440,000前後)
 「65C8K」 オープン価格(想定市場価格¥360,000前後)

●C7Kシリーズ
 「98C7K」 オープン価格(想定市場価格¥800,000前後)
 「85C7K」 オープン価格(想定市場価格¥440,000前後)
 「75C7K」 オープン価格(想定市場価格¥340,000前後)
 「65C7K」 オープン価格(想定市場価格¥270,000前後)
 「55C7K」 オープン価格(想定市場価格¥200,000前後)

●C6Kシリーズ
 「98C6K」 オープン価格
 「85C6K」 オープン価格
 「75C6K」 オープン価格
 「65C6K」 オープン価格
 「55C6K」 オープン価格

画像1: TCL、得意のmini LEDパネルを搭載し、4Kテレビの大画面化を推進。フラッグシップ「X11K」を筆頭に、4シリーズを順次発売

 さて、新製品の紹介に入る前に、少しTCLの沿革について記しておきたい。現在、ジャパン(日本法人)の代表取締役を務める蒋 賛氏は、2024年1月に着任したそうで、今回の新製品について「驚きと新鮮さのある製品」と表していた。氏が語るには、TCLは1981年に創業し、2015年には日本法人を設立、日本向け製品の開発をスタートさせたという。それらに加え、グループ全体ではAV家電、白物家電、各種インフラ事業、パネル製造、エネルギ―関連事業などを展開しているということで、現在では、研究開発センターは世界に24カ所、製造拠点も33カ所を擁するグローバル企業に発展しているということだ。

画像: TCL JAPAN ELECTRONICSの代表取締役 蒋 賛氏

TCL JAPAN ELECTRONICSの代表取締役 蒋 賛氏

 それを受けて、2020年にはテレビのグローバルでの販売台数にて世界2位を、2022年には98インチモデルの販売数で世界1位を、2024年には大型テレビ台数シェア/mini LEDテレビ台数シェア/テレビ出荷台数において世界1位という結果を残すに至ったそうだ。日本国内の昨年の販売台数はおよそ450万台だが、TCLはグローバルで2000万台以上を販売したという。

 そして、日本市場と世界市場を比較してみると、日本ではまだまだ大画面への需要を喚起できる(大画面テレビの構成比は28%ほどという。中国では75%)、という結果を得たことから今回、同社が得意とするmini LEDパネルを搭載した超大型モデル4シリーズを投入する。

 フラッグシップ「X11K」は98インチのみの展開ながら、量子ドットや、Bang & Olufsenと協業したサウンドシステムを搭載するなど、画質・音質・操作性いずれにもこだわりを持たせた仕様にまとめられている。ちなみにローカルディミングは10000を超えるポイントで発光を制御しているそうだ。

画像2: TCL、得意のmini LEDパネルを搭載し、4Kテレビの大画面化を推進。フラッグシップ「X11K」を筆頭に、4シリーズを順次発売

 ボディは限りなく一枚板のようなデザインで、ほぼフラットな仕上がり。発光部分も、レンズとパネルの間隔を近づけるスーパーマイクロODによって、30mmを切る薄さ(厚み)を実現している。なお、背面上部には4基のウーファーが搭載されている。

画像: 背面に搭載のウーファー(写真はC8Kのもの)

背面に搭載のウーファー(写真はC8Kのもの)

 プレミアムモデルの「C8K」は、98、85、75、65インチの4サイズを揃え、日本国内でのさらなる大画面の普及を促進する製品となる。バックライト(パネル)はもちろんmini LEDで、ローカルディミングは3000カ所を超えるポイントで制御し、輝度は5000nits、B&Oとの協業サウンドシステムの搭載などの特長を持つ。そして、ベゼル(額縁)をほぼなくしたベゼルレスデザインも特筆できる。同社第4世代の液晶テレビとして、映像が空中に浮遊しているかのような体験が可能となる。

画像3: TCL、得意のmini LEDパネルを搭載し、4Kテレビの大画面化を推進。フラッグシップ「X11K」を筆頭に、4シリーズを順次発売

 ハイエンドモデルの「C7K」は、C8Kラインに55インチを追加した全5サイズ(98、85、75、65、55)を揃えており、価格も含め、比較的購入しやすいシリーズとなっている。サウンドはB&Oチューンだ。バックライト(パネル)は当然mini LEDでローカルディミングにも対応する。量子ドットによる高色彩な映像も楽しめるようになっている。

画像: 左からC8K。C7K、C6K

左からC8K。C7K、C6K

 エントリーの「C6K」は、C7Kと同じく55~98インチまでの5サイズを擁し、mni LED、量子ドットといった高画質技術はもちろん搭載。ローカルディミングにも対応する。ドルビーアトモスの再生にも対応するが、スピーカーはオンキヨーチューニングの2.1ch仕様となる。

画像5: TCL、得意のmini LEDパネルを搭載し、4Kテレビの大画面化を推進。フラッグシップ「X11K」を筆頭に、4シリーズを順次発売

https://www.tcl.com/jp/ja/about-tcl

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