フォスター電機(フォステクスカンパニー)は、スーパーツイーター「GS17H」(¥60,500、税込、ペア)を4月下旬から出荷する。プレミアムフルレンジシステム「GS103A-VB」に追加して使うのに最適なモデルだ。
GS17Hをアドオンして高域成分を付加することで、GS103A-VBの空間表現が向上し、音楽全体の粒立ちが引き立ち、フルレンジサウンドの質を高めてくれる。GSシリーズとして統一感を醸し出すイングリッシュウォールナット調の仕上げにより、ブックシェルフスピーカーとしての魅力も楽しめるそうだ。

「GS17H」と「GS103A-VB」の組合せイメージ
「GS17H」の主な特長
●1986年に登場したホーン型スーパーツイーター「FT17H」を搭載。FT17Hは、高精度成型ホーンとアルミダイアフラムによる切れ味が良く癖の無い音質を、1980年登場のFT15Hから引き継ぎ、現在に至るまでスーパーツイーターのロングセラーとして支持を得ている。
●音質の最適なつながりを求めてカットアンドトライを重ねて選定した、CXシリーズのコンデンサーをハイパスフィルターとして内蔵。これによりネットワーク部品の選定や配線などが不要となっている。さらにGS103A-VBの天板に載せて付属のスピーカーケーブルをターミナルにつなぐだけで簡単にセットアップが完了する。
●エンクロージャーはGS103A-VBと同じイングリッシュウォールナット調仕上げの国内生産。システム全体での上質な統一感を演出している。
「FT17H」の主なスペック
●インピーダンス:8Ω(ハイパスフィルター通過前の値)
●再生周波数帯域:4〜32kHz(-10dB)
●出力音圧レベル:76dB/w/1m(ハイパスフィルター通過後の値)
●カットオフ周波数:113.7kHz(-6dB/Oct.)
●寸法/質量:W104×H96×D118.5mm/685g