9月15日(金)に発売するHiVi秋号は、三大特集で迫ります。
巻頭大特集は、こだわりの名匠<ジェームズ・キャメロン>渾身の最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』を多角的に大解剖! 第二特集は、対応機が続々と増えつつあるHDMI対応オーディオコンポーネントの実力を入念に検証。第三特集は、各社の最新フラッグシップテレビの画質を横並びで厳密比較テストしました。
巻頭大特集「HiVi流、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』最高再生術」
世界興収第3位を叩き出したジェームズ・キャメロン入魂のSFアクション第2弾『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。前作から13年という長きに渡る沈黙の裏には、パフォーマンス・キャプチャーを始めとした高難度の撮影方法の確立に加えて、それを支える機材の飛躍的な技術革新が必要でした。空前の時間・人・物量の末に完成した息を呑む映像美と、入念かつ緻密に作られた音響の世界を、「HiVi流、最高再生術」と題して、4パートに分けて入念に解剖していきます。
パート1の「イントロダクション」では、ほぼフルCGで構成された『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の世界が、いかに細かく練り上げられた「リアリティ」に基づいて展開されているかについて言及。リアリティ追求こそが、キャメロンとわれわれのような再生環境整備にこだわるAVラバーとの共通点といえるでしょう。合わせて75と膨大に区切られた「全チャプター解説」を通して、この壮大な海洋冒険物語の展望を俯瞰しています。
パート2では、偉大なサーガを生み出しつつある「希代のフィルムメーカー ジェームズ・キャメロン」について、歴代監督作品とホームメディア発展に果たした彼の功績の数々について紐解きます。
パート3では「最新・最高のリファレンスシステムで体験」と題して、「直視型ディスプレイ編」「スクリーン&プロジェクター編」「大画面3D再生編」「サラウンド再生編」4つのテーマにふさわしい最新・最高のオーディオ・ビジュアルコンポーネントを用いて、最高峰を目指した驚異の映像/迫力の音響の真髄を徹底解明します。
パート4では、ハイグレードなステレオスピーカーによるAVシステムから、HDMI入力付きアクティブスピーカーでの展開、様々なグレードのAVセンターを用いたシステムプランニング、サブウーファーの使いこなし、電源アクセサリーの活用など、様々な切り口で「『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の最高再生術」を徹底的に研究いたしました。
話題! 続々と搭載モデルが増えつつある
HDMI対応オーディオコンポーネントを大研究
テレビの音を高音質化する方法は、AVセンターを使った本格的なAVシステムか、あるいは設置が手柄なサウンドバーが主流ですが、ここに来てプリメインアンプを始めとしたオーディオ製品にHDMI端子を装備して、シンプルな接続かつ高品位なテレビ音響再生を目指したHDMI対応オーディオコンポーネントが増えています。
本特集では、そんな注目の存在である、HDMI端子を装備した最新オーディオコンポーネントを大研究! プリメインアンプ4製品を中心に、ネットワークプレーヤー/ネットワークトランスポートのHDMI対応モデルを合わせて6機種集め、各モデルのオーディオ製品としての基礎体力はもちろん、テレビとHDMI接続した際の実力について細かくチェックしました。
有機ELテレビ5機種、液晶テレビ4機種
3名のプロフェッショナルが「画質」を厳しくジャッジ
テレビの最も重要な性能は「画質」といえますが、店頭やカタログ、あるいはウェブサイトなどでは、最も分かりづらい要素ともいえます。本特集では、各社を代表する製品を厳密にチェックしました。
テストでは、LG、シャープ、ソニー、パナソニック、レグザの国内主要5メーカーのフラッグシップモデル(有機ELテレビ5台、液晶テレビ4台)の計9製品をピックアップ。「画質」に特化した、筆者3名による「頂上決戦! 最新テレビの新時代画質を見た!」と題した比較テストを実施しました。
地上、BS4Kのデジタル放送の番組チェックを皮切りに、BD、UHDブルーレイのディスクメディアと、ネット動画配信映像を用いて、映像モード、各種チューナーの性能、アップコンバート技術、配信への対応など、各製品の画質を徹底テスト。テストリポートと合わせて、厳密採点にも注目ください。
店頭やカタログ、ウェブサイトでは絶対にわからない/読めない、オーディオビジュアル専門誌ならではの貴重なテストリポートとなりました! ご注目!!!
HiVi創刊40周年連続企画第3弾。
成熟期を迎えた2004〜2013年を総まくり
今年創刊40周年を迎えるHiViの連続記念企画の第3弾。今回はデジタル時代に拍車が掛かった「2004年から2013年」の10年を俯瞰します。
記録媒体、再生メディアとしてDVDが成熟期を迎える一方で、放送はハイビジョン時代へ突入し、地上波のデジタル化によるテレビの買い替え需要による市場の活性化が進んだ10年間。デジタルの波は記録媒体の新たな高画質化へと波及し、BD vs HD DVDの規格競争を経たのち、BDへシフトチェンジが図られ、また2010年代に入ると2Kから4Kへと高解像化が進みました。
ここではそんな成熟期というべき10年を振り返ります。特別寄稿として高津修さん、鳥居一豊さん、土方久明さんの3人にHiViへの想いを寄せていただきました。
国民的アニメクリエイターとなった新海誠監督作
『すずめの戸締まり』UHDブルーレイ最速リポート
『天気の子』に続いて、興収148億円もの大ヒットを記録した『すずめの戸締まり』のディスクパッケージが9月20日に発売されます。
ファン注目は、5枚組BDボックスの中に収められているUHDブルーレイでしょう。今回は貴重な完成版UHDブルーレイディスクを発売前にチェックする貴重な機会が得られました!
色鮮やかな新海ワールドがUHDブルーレイでどのように描かれているのでしょうか。緻密かつ迫力の音響パフォーマンスも含めて、HiVi視聴室でしっかりチェックしました。
そのほか、注目のハードウェア、ソフトウェアの情報を多数掲載、HiViの2023年秋号は9月15日(金)に全国書店等にて発売されます。ご注目ください。
HiVi 2023年秋号 CONTENTS
006 HiVi創刊40周年記念特別企画③
011 特集1 HiVi流、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』最高再生術
麻倉怜士/潮晴男/尾崎一男/小原由夫/鳥居一豊/藤原陽祐/吉田伊織
072 特集2 大研究で見極める!HDMI対応コンポーネントのサウンドキャラクター
山本浩司
095 特集3 頂上決戦! 最新テレビの新時代画質を見た!
麻倉怜士/藤原陽祐/吉田伊織
130 New Model Flash! BWVスピーカーシステム
144 Special Review
ストームオーディオISP Core 16/プライマーSPA25 Prisma/フェルムオーディオWANDLA/オーラVA 40 rebirth
山之内正/藤原陽祐/土方久明/山本浩司
165 New Item Test Report
フォーカル Vestiaシリーズ/フィダータ HFAS2-X40/ZMF Caldera STD/JBL BAR 500/オンキヨー TX-RZ70/パイオニア VSA-LX805 潮晴男/小原由夫/高津修/山本浩司
184 厳選アクセサリーチェック
パーフェクションPFT-ES1/エイムLS-A/サエクPL-4400MM、PL-3800MM 潮晴男/土方久明
190 Audio Essay
クリプトン製最新スピーカーKX-3SXで愛聴盤を聴く 山本浩司
連載
126 ③ 墨劇で試す! 福井晴敏(館長)×藤原陽祐(取材・文)
131 ⑤ 評論家リレー訪問 須賀隆宅×小原由夫
136 ④ 『人が作る、AVワールド』 潮晴男 オンキヨーテクノロジー㈱ 冨田一輝さん
140 ⑦ リン・サラウンド体験記 兵庫県T氏宅
160 ④ 実験@山中湖ラボ Amazon Echo Studio/Apple HomePod 藤原陽祐
178 LONG RUN TEST REPORT サエク②/アンスズ② 鳥居一豊/藤原陽祐
182 ④ 麻倉の名品 アステル&ケルンSE300
188 ① 注目ブランド研究 SOtM 小原由夫
192 ⑤ Digital Audio Journal 土方久明
194 ⑤ 逸品生活 小林慎一郎
197 BRAND-NEW VIDEO SOFT
196 特報!『すずめの戸締まり』の世界を探る 鳥居一豊
198 Premium Showcase
『TAR/ター』麻倉怜士
『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』/伊藤隆剛
206 UHD BLU-RAY / BD / STREAMING SERVICE QUALITY CHECK
233 クォリティチェックを終えて 吉田伊織
234 連載⑨ ネット動画の羅針盤 山田すすむ
236 連載⑤ 映画のミカタ 山下泰司
238 連載⑤ 音こそはすべて〜いま聴きたい特選6作品〜 伊藤隆剛
240 連載⑤ マニアはつらいよ 竹之内円
242 連載⑤ アニメ最前線 霜月たかなか
244 連載⑤ ひとと映画のはざまに 酒井俊之
246 連載⑤ 世界映画Hakken伝 Reborn 堀切日出晴
250 連載③ 名作お色直し 麻倉怜士
252 連載⑤ Audience Is Listening. 映画音響ヒストリー 潮晴男
254 HiVi Talk Room 読者の声
256 HiVi Information
258 After Hours