エミライでは、FiiOのUSB DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプの新製品「Q11」(市場想定価格¥14,850前後)を2月10日に発売する。

 Q11は、スマートフォンなどのデジタルデバイスと接続することで、音楽データの情報をよりリアルに再現し、本格的なオーディオ体験が可能な製品だ。持ち運びにも便利なシンプル&コンパクトなデザインながら、4.4mmバランス接続の対応や、最大650mWの高出力レベルといった確かな機能性を実現している。

画像1: FiiOのUSB DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「Q11」が2月10日に発売。DACチップに「CS43198」を搭載し、PCM 368kHz/32ビット、DSD256の再生に対応

 その主な特長は以下の通り。

●シーラスロジック製DACチップ「CS43198」を採用し、384kHz/32ビット、DSD256の再生に対応。オーディオ回路には、ふたつのオペアンプや高精度な水晶発振器、低ノイズレギュレーターといった高品質コンポーネントも採用されている。

●3.5mmステレオミニプラグに加え、左右の信号を分離することで音の広がりや分離感を向上させ、音質に悪影響を与えるノイズを低減する4.4mmバランス接続にも対応した。Q11の3.5mm出力端子はヘッドホン出力だけではなく、同軸デジタル出力としても使用可能となっている(別途3.5mm 4極 コアキシャルケーブルが必要)。

●バランス出力時の最大出力レベルは、前世代モデルと比較して2.9倍ほどとなる650mWを達成。ゲインはハイ/ローの二段階から選択可能で、接続するイヤホンやヘッドホンの能率に合わせて最適な音量に調整可能。

●ボリュウムノブは、音量コントロール時にストレスなく細かな調整が可能。また、ボリュウムノブは電源スイッチを兼用しているため、電源オンから音量調整までをシームレスに行うことができる。

画像2: FiiOのUSB DAC内蔵ポータブルヘッドホンアンプ「Q11」が2月10日に発売。DACチップに「CS43198」を搭載し、PCM 368kHz/32ビット、DSD256の再生に対応

●Q11は、持ち歩きを前提として、スマートフォンなどのデバイスと重ねても邪魔に感じにくい、コンパクトなデザインを採用する。また、最大13.5時間の連続再生が可能な大容量バッテリーを搭載しており、毎日の通勤や休日の持ち歩きでも安心して音楽を楽しむことができる。

●再生中データのサンプリングレートやDSDファイルに応じた、色鮮やかなLED効果を楽しめるライトウインドウを採用。48kHz以下のPCMがブルー、48kHzを超えるPCMがイエロー、DSDはグリーンに点灯する。

「Q11」の主なスペック

●DACチップ:CS43198
●対応サンプリングレート:最高 PCM384kHz/32ビット、DSD256
●接続端子:USB Type-C、3.5mmヘッドホン/同軸デジタル出力兼用端子、4.4mmバランスヘッドホン出力端子
●推奨インピーダンス:16〜150Ω(シングルエンドヘッドホン出力)、16〜300Ω(バランスヘッドホン出力)
●連続動作時間:シングルエンド出力時 約13.5時間、バランス出力時 約13時間
●バッテリー容量:2600mAh
●寸法/質量:W60.5×H105.7×16mm/約150g

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