ブライトーンでは、アメリカのヘッドホンブランドZMF headphonesの新製品「Atrium」を発売する。価格は「ZMF Atrium STD」が¥462,000(税込)、限定モデルの「ZMF Atrium LTD」が¥488,400(税込、生産の都度入手できる希少木材を採用)。

 ZMFはZach Mehrbach(ザック・メアファー)氏が設立したブランドで、彼が持つ木工の専門知識を使って様々なハウジングの幾何学的構造を開発、さらに振動板にバイオセルロースを採用するなどの提案も行っている。

画像: ZMF headphonesから、バイオセルロース振動板と自然木のエンクロージャーを採用した「Atrium」が発売に。新開発された「Atrium Damping System」で自然でクリアーな音を目指す

 新製品のAtriumは、バイオセルロース振動板を使ったヘッドホン開発において、既発売モデルの「Auteur」で最初に受け入れられたバイオセルロース独得の空間表現を推し進めるだけでなく、オープンヘッドフォンのサウンドスケープを完全に制御できる「Atrium Damping System」を導入して開発されている。同社がこれまでに製造した中で、グリルとカップの通気口の面積がもっとも広いヘッドフォンになるそうだ。

 新開発の300Ωバイオセルロースドライバーは、THD(全高調波歪み)を低減するための進化した素材構成と、オープンヘッドフォンに最適化された周波数応答を特長としている。ドライバーはN52マグネットを使用。

 Atriumは、ZMFサウンドをより高次元化させる方向に調整されている。ニュートラルという用語は主観的な概念だが、同社ではAtriumでZMFとしての新しいレベルのニュートラルを目指したそうだ。自然で、クリアーで、開放的であり、音楽のすべてのジャンルで空間表現が適正に聴こえる製品を目指している。

「Atrium」の主なスペック

●インピーダンス:300Ω
●感度:〜97dB/W/m
●使用ドライバー:バイオセルロース
●質量:450±20g
●イヤーパッド素材:ラムスキン
※付属品:ストックOFCケーブル、ケース、ユニバースパッド、オーテールパッド

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