高音質なオーディオ専用NAS=ネットワークオーディオサーバーで知られるアイ・オー・データ機器のfidata(フィダータ)から、初めてのオーディオディスクドライブ「AD10」が登場した。正式型番は「HFAD10-UBX」なのだが、ちょっと長めなのでここでは「AD10」と呼ばせてもらおう。

 実はこのAD10、私は季刊ステレオサウンド誌のNo.219(2021年夏号378ページ)でいち早く取り上げているのだ。それからずいぶん時間が経過しているが、性能向上のための研究開発に加えて昨今の部材調達の問題もあったのか発売日は2022年の6月後半と決まった。価格は税込¥495,000。ここではfidataの顔といえるアイ・オー・データ機器の開口東史(ひらきぐち もとふみ)さんにオブザーバー参加していただき、AD10の特徴と最も重要な音質について探っていく。

オーディオディスクドライブ
FIDATA HFAD10-UBX ¥495,000(税込)

画像1: フィダータのディスクドライブ「HFAD10-UBX」は、CDをもっと楽しみたくなる注目アイテムだ! ディスクのダイレクト再生から高音質リッピングまで、多方面で活躍する

●対応再生ディスク(対応フォーマット):Ultra HD Blu-ray(BD-ROM DL、BD-ROM TL)、BD-ROM、BD-ROMDL、BD-R、BD-R DL、BD-R TL、BD-R QL、BD-RE、BD-RE DL、BD-RE TL、BD-R LTH、DVD-ROM、DVD-ROMDL、DVD-Video、DVD-R、DVD-R DL、DVD-RW、DVD+R、DVD+R DL、DVD+RW、DVD-RAM、CD-ROM、CD-ROMXA、Photo CD、Video CD、CD-DA、CD-Extra、CD-Text、CD-R、CD-RW
※本製品ではビデオディスク再生用のアプリケーションは添付しておらず、サポートしておりません
●接続端子:USB Type-A(USB3.2 Gen1)×2、USB Type-B(USB3.2 Gen1)×1
●電源コネクター:2Pインレット
●消費電力:31W
●寸法/質量:W350×H53×D350mm(足及び突起部を除く)/約6.8kg

画像: HFAD10-UBXのリアパネル。今回はUSB Type-B端子をミュージックサーバーのHFAS1-XS20/Kにつないで、LAN経由で再生を行っている。写真左側のUSB Type-A端子はUSBハブ用で、ミュージックサーバーからの信号をUSB Type-Bで受け、AD10のUSB Type-A端子(写真左端)にUSB DACをつなぐといった使い方も可能だ

HFAD10-UBXのリアパネル。今回はUSB Type-B端子をミュージックサーバーのHFAS1-XS20/Kにつないで、LAN経由で再生を行っている。写真左側のUSB Type-A端子はUSBハブ用で、ミュージックサーバーからの信号をUSB Type-Bで受け、AD10のUSB Type-A端子(写真左端)にUSB DACをつなぐといった使い方も可能だ

<fidata/Soundgenicと接続する場合の動作環境>
●対応機器:fidata HFAS1シリーズ、Soundgenic HDL-RAリリーズ、RAHFシリーズ
●fidata Music Appの対応OSバージョン:iOS 10〜15、iPadOS 10〜15、Android6〜12

<PC/Macと接続する場合の動作環境>
●対応機器:USB 3.2 Gen 1(USB 3.0)/USB 2.0ポート、StandardAコネクターを搭載したWindowsパソコン、Mac
●対応OS:Windows11/10/8.1、Mac OS 12/11.1/10.14〜10.15

 AD10は以下の2つの魅力的な特徴を備えたfidata初のオーディオディスクドライブだ。

・高品位なCDリッピング
・高音質を実現したネットワークCDトランスポート

 まずは外観から見ていこう。これまでfidataの名を冠した製品はネットワークオーディオサーバーに限られていて、シルバーとブラックのカラーフィニッシュの違いはあったけれども、シンプルさを際立たせたハイグレードなフォルムはすべて共通していた。ちなみに、私は自宅でHFAS1-HN80という4Tバイト+4Tバイトの2.5インチHDDを2基搭載した製品(シルバーフィニッシュ)を愛用している。

 いっぽう、このAD10はこれまでのfidataとは異なる、まったくのオリジナル筐体である。開口さんによると、AD10は新規設計の高剛性メタル筐体を採用したという。フロントパネルはアルミニウムブロックからの切削加工。ベース素材は高級オーディオ機器にも使われる2.3mm厚の鋼板に曲げ加工を施しており、天面は極厚アルミパネル。側板も同じ極厚アルミパネルで、こちらは鋼板に重ねてネジ留めされている。

 シンプルさが特徴のfidataらしく、AD10の前面はディスクローダー以外を目立たせないフラットな仕上がり。その開閉スイッチは正面右側にあるメタルタッチセンサーで行うという、fidata流の美意識が徹底されている。他には正面の中央下にLEDがあるだけだ。高品質の証であるfidataのロゴマークは天面に描かれている。脚部の位置は異なるものの、横幅と奥行は350×350mmなのでfidata製品として共通。AD10の上にfidataのネットワークオーディオサーバーを乗せて使うこともできる。

画像: HFAD10-UBXの内部構造。底板と左右側面、リアパネルは一枚板から折り曲げ加工されており、アルミ製のフロントパネルと側板をネジ止めするという構造だ。写真上側のディスクドライブ部は、フローティングリジットマウントと呼ばれる独自の方式で筐体に取り付けられている

HFAD10-UBXの内部構造。底板と左右側面、リアパネルは一枚板から折り曲げ加工されており、アルミ製のフロントパネルと側板をネジ止めするという構造だ。写真上側のディスクドライブ部は、フローティングリジットマウントと呼ばれる独自の方式で筐体に取り付けられている

 AD10が新規設計の筐体なのは、ストレージであるSSDやHDDをマウントするネットワークオーディオサーバーと、直径12cm口径の光学ディスクを回すディスクドライブというメカニカルな部分の様相の違いからだろう。AD10の内部を知るために、私は開口さんに天面を開けてもらった。

 AD10の内部はスッキリとしている。搭載しているディスクドライブは信頼性の高さと音質で吟味したパイオニア製だ。高品質なCDリッピングと高音質CD再生がウリのAD10として、プレミアムグレードのディスクドライブを採用している。

 オーディオCDを忠実に読み取るパイオニア「PureRead」テクノロジーの最上位バージョンである「PureRead4+」と、オーディオCDの再生でデータ補間の発生頻度をリアルタイムで抑える「RealTimePureRead」の機能を必要とした結果なのだろう。パイオニア自社製品を除いて上記2つの機能に対応しているのは、実はfidataのAD10が初めてである。

 このディスクドライブ内部の光学メカとディスク回転メカで構成されるトラバースは、その内部で4点の緩衝材によりフローティング支持されている。そしてディスクドライブを含む全体をL字型の鋼板を組み合わせて横方向からリジットに固定、ディスクドライブ本体に応力をかけないために銅製ワッシャーを最適に配置するなど、AD10はfidata流の配慮が行き届いている。この構造は、フローティングリジットマウントと呼ばれ、筐体の底面とディスクトライブの間にはわずかな隙間が設けられた。

試聴時の主な再生システム

画像2: フィダータのディスクドライブ「HFAD10-UBX」は、CDをもっと楽しみたくなる注目アイテムだ! ディスクのダイレクト再生から高音質リッピングまで、多方面で活躍する

●CDドライブ:フィダータHFAD10-UBX
●ミュージックサーバー:フィダータHFAS1-XS20/K
●USB DAC:ソウルノートS-3 Reference
●ネットワークトランスポート:ソウルノートZ-3
●クロックジェネレーター:ソウルノートX-3
●プリアンプ:アキュフェーズC-3900
●パワーアンプ:アキュフェーズA-250
●スピーカーシステム:モニターオーディオPL300II

画像: 今回はAD10をミュージックサーバーにUSB接続し、そこからネットワークハブを介してソウルノートのZ-3にDiretta方式で伝送、さらにS-3にZERO LINKで送ってD/A変換するという流れを作っている。Diretta伝送を使うにはミュージックサーバーの設定で出力をオンにしておく

今回はAD10をミュージックサーバーにUSB接続し、そこからネットワークハブを介してソウルノートのZ-3にDiretta方式で伝送、さらにS-3にZERO LINKで送ってD/A変換するという流れを作っている。Diretta伝送を使うにはミュージックサーバーの設定で出力をオンにしておく

 AD10は密閉型構造のため、電源部には発熱が少なく高効率のスイッチング電源ユニットを採用している。使われているのはTDKラムダ製のホスピタルグレード60W電源ユニットが2基。システム用とディスクドライブ用に電源ユニットを分離して使うという、高級機らしい贅沢な使いかたである。

 大型の回路基板はAD10のためにデザインされた専用設計。具体的には「ディスクドライブのシリアルATA(SATA)信号をUSB3.0の信号に変換する回路」と「オーディオグレードのUSBハブ用回路」、そして「2基の電源部から送られてきた電源をリニアレギュレーターと組み合わせた電源回路で降圧することでスイッチングノイズを除去する電源供給回路=リニアパワーコンディショナー」の3パートで構成されている。

 この回路基板には超低位相ノイズの水晶発振器や、fidataのネットワークオーディオサーバーにも採用されている、高級オーディオ機器向けのニチコンMUSEシリーズの電解コンデンサー群、そして音質を最重視した非磁性体タイプの厚膜固定抵抗器が採用されている。基板上のグラウンドを複数に分割することでスイッチングノイズの廻りこみを低減していることも特徴として挙げておきたい。

画像: 取材では、CDディスクをAD10でダイレクトに再生した場合と、ミュージックサーバーにリッピングしたデータの音の違いも聴き比べている

取材では、CDディスクをAD10でダイレクトに再生した場合と、ミュージックサーバーにリッピングしたデータの音の違いも聴き比べている

 さて、AD10の実力を探っていこう。ここでは、StereoSound ONLINE試聴室に音質を検証するためのリファレンス機器を設置して、AD10の音と実力をチェックしている。

 AD10はfidataのネットワークオーディオサーバー「HFAS1-XS20/K」とのUSB接続である。HFAS1-XS20/Kからはネットワークスイッチ(LANスイッチ)を経由してソウルノートのシステムにLAN接続されている、すなわちネットワークトランスポート「Z-3」と独自のゼロリンク接続をしたSACD/CDプレーヤー兼USB接続DACの「S-3 Reference」(マスタークロック『X-3』から10MHzクロックを供給)という構成だ。他にはアプリ操作用の無線LAN機を接続。

 S-3 Referenceからのアナログ出力は、アキュフェーズ「C-3900」プリアンプからアキュフェーズ「A-250」モノーラル・パワーアンプを経て、Stereo Sound ONLINE試聴室リファレンスの、英国モニターオーディオ「PL300Ⅱ」スピーカーシステムへと接続されるという信号の流れである。

 まずはCDリッピングの音質を検証しよう。ここではアイ・オー・データ機器の「BRD-UT16WX」という外付けタイプのブルーレイディスクドライブとのCDリッピング品質比較である。BRD-UT16WXはACアダプター電源供給を行うディスクドライブ。まあ一般的にCDリッピングに使われるクラスといっていいだろう。

 CDリッピングの操作はfidataアプリで行う。AccurateRipやPureReadの設定、RealTime PureReadの設定など、詳細については「fidata Music App」で行うことになる。

fidata Music Appから、ディスク再生やリッピングも可能

画像: AD10にCDをセットすると、fidata Music Appの再生画面に「CD」というアイコンが現れる(左写真の上段)。ここでCDを選ぶと、ディスクのタイトルから曲面、ジャケットデータも自動的に表示してくれる(Gracenote MusicIDへの接続が必要)

AD10にCDをセットすると、fidata Music Appの再生画面に「CD」というアイコンが現れる(左写真の上段)。ここでCDを選ぶと、ディスクのタイトルから曲面、ジャケットデータも自動的に表示してくれる(Gracenote MusicIDへの接続が必要)

画像: CDリッピングを行うには、アプリの「本体設定」メニューから「CDリッピング操作」を選べばいい(写真左)。リッピングのデータ方式(4段階)やAccurateRipのオン/オフなどはオプションから選べる。アルバムやアーティスト名、曲名はGracenote MusicIDから取得し、自動でセットしてくれる(リネームも可能)

CDリッピングを行うには、アプリの「本体設定」メニューから「CDリッピング操作」を選べばいい(写真左)。リッピングのデータ方式(4段階)やAccurateRipのオン/オフなどはオプションから選べる。アルバムやアーティスト名、曲名はGracenote MusicIDから取得し、自動でセットしてくれる(リネームも可能)

 CDリッピングの対決(?)に使った音源は、デンマークを代表するジャズシンガーのシーネ・エイ(Sinne Eeg)が2017年にリリースした『ドリームス』という素晴らしいアルバム。ピアノとギター、アコースティックベース、そしてドラムスの4人が伴奏する1曲目「ザ・ビター・エンド」を比較音源にした。ちなみに、私がリッピングしたのは海外盤ハイブリッドSACDのCD層。国内盤CDや輸入盤CDとはまったく違う音がする、個人的にオススメの高音質盤(Master Music製)なのである。

 AD10とBRD-UT16WXによるリッピング音源だと識別できるよう取り込みの際にアプリで名前を変えてリッピングを行い、私は大きな期待を抱きながら音質比較に臨んだ。fidataとソウルノートの機器は高音質なデータ伝送であるDirettaに対応しているので、もちろんDiretta伝送を有効にしてある。

 この音の違いは大きい! ドラムスの打音から始まるこの曲はAD10でリッピングした音源のほうが深々としていて一音一音の切れ込みも鋭い。シーネ・エイのヴォーカルも音像構築が明確で、マイクロフォンを前に歌っている表情が窺い知れるほどの写実的な描写なのだ。情感が豊かで声色が魅惑的な、シーネ・エイの歌声には浸透力が備わっているかのよう。音の余韻や音場空間の拡がり、そして奥行感に関してもAD10のリッピング音源のほうが広々としていて空気を感じさせる。

 いっぽう、BRD-UT16WXでのCDリッピング音源の音質は、正直なところ「普通のリッピング」という感覚でそれほど悪くはないのだが、AD10でのリッピング音源があらゆる音のパラメーターで優れているという印象。

 試しにAD10の特徴に挙げられる「PureRead」をOFFにしてリッピングした音源でも比べたが、今回はリッピングに使ったディスクの状態が良好だったこともあり、AD10のリッピング音源の優位性に変化はなかった。自分が想像していたよりもAD10のリッピング音源が高音質だったので、私はちょっと焦ってしまった……。

ディスクドライブによる、CD再生やリッピングでの音の違いはあるか?

画像: CD再生やリッピングについては、ディスクドライブとしてHFAD10-UBX(写真ラック最上段)と、アイ・オー・データ製のBRD-UT16WX(同最下段)の2台を使って違いを聴き比べてみた。それぞれをUSBケーブルでHFAS1-XS20/Kにつないで、再生やリッピングを行っている(片方の試聴時にはもう片方は取り外している)

CD再生やリッピングについては、ディスクドライブとしてHFAD10-UBX(写真ラック最上段)と、アイ・オー・データ製のBRD-UT16WX(同最下段)の2台を使って違いを聴き比べてみた。それぞれをUSBケーブルでHFAS1-XS20/Kにつないで、再生やリッピングを行っている(片方の試聴時にはもう片方は取り外している)

画像: 今回はHFAD10-UBXとHFAS1-XS20/KをUSBケーブルでつなぎ、HFAS1-XS20/KのLAN出力をソウルノートのネットワークトランスポートに送り出している。USBケーブルにはfidataのHFU2シリーズを、LANケーブルはオーディオクエスト製を使っている

今回はHFAD10-UBXとHFAS1-XS20/KをUSBケーブルでつなぎ、HFAS1-XS20/KのLAN出力をソウルノートのネットワークトランスポートに送り出している。USBケーブルにはfidataのHFU2シリーズを、LANケーブルはオーディオクエスト製を使っている

 AD10は「高音質を実現したネットワークCDトランスポート」という特徴もある。この操作は簡単そのもの。AD10にインサートしたCDはfidataアプリから見えるので、たとえばアルバムすべてならタップして「一括プレイリスト登録」すればいい。そうすればデジタルファイル音源と同じようにアルバム再生できる。Gracenoteから得た曲名やアルバムアートも表示されるので便利このうえない。ちなみに、この操作そのものはAD10に限らず、USB接続できるCDディスクドライブなら同一となる。

 ネットワークCDトランスポートの音質的な実力も抜群に高い! CDをネットワーク接続で、しかもDiretta伝送で聴くというのはちょっと不思議な感覚。しかも、操作はfidataアプリを動かしているiPadで行うのだから……。

 ここでは私がCDリッピング音源として聴き慣れている楽曲を聴くことにした。fidataのネットワークオーディオサーバーには前もって同じ楽曲を格納しているので、そのデジタルファイル音源との聴き比べも行っている。以下が試聴に使った楽曲である。

手嶌葵「月のぬくもり」(コンピレーション・アルバム『コレクション・ブルー』)
イーグルス「ホテル・カリフォルニア」(ライヴ・アルバム『ヘル・フリーゼス・オーヴァー』)
ブリテン指揮「戦争レクイエム」(ステレオサウンドから発売されたSACD+CDのCD盤)

 AD10はHFAS1-XS20/KとUSB接続しているわけだが、CDトランスポートの音質は比較したデジタルファイル音源と同等かそれ以上という結果だった。USBケーブルや電源ケーブルの適したチョイスで、もしかしたらデジタルファイル音源を上回るパフォーマンスになりうる可能性もある。

 例えばイーグルス「ホテル・カリフォルニア」の冒頭からの聴衆の歓声や拍手など個々の音の細やかさはAD10のリアルタイムCD再生のほうが僅かに好ましかったり、ブリテン指揮「戦争レクイエム」のテープヒスノイズの質感(1963年のアナログ録音)も、AD10で聴いたほうが繊細だったりした。AD10は超低位相ノイズの水晶発振器が使われているということなので、それが高音質に効いているのではないだろうか。

画像: 試聴時の様子。スピーカーはモニターオーディオのPL300II

試聴時の様子。スピーカーはモニターオーディオのPL300II

 実用上からも、CDをリアルタイムで聴くことができるというメリットは大きい。私は購入してきたCDをリッピングしてから聴くことが多いのだが、AD10があればリッピングする前に高音質で音を聴いて愉しんだり、あるいはリッピングするかどうかの判断ができるのは便利だ。

 ここではソウルノートの機器とのネットワーク接続だったので試さなかったが、開口さんによるとAD10が装備しているUSB Type-A端子の「オーディオグレードUSBハブ」も優れた音質なのでぜひとも活用してほしいという。USB DACと組み合わせる場合に、AD10をfidataのネットワークオーディオサーバーとUSB接続したら、AD10が装備するUSBハブの「for Audio」経由でUSB DACと結線すると音質的にベストだという。

 fidata初となるオーディオディスクドライブのAD10(正式型番HFAD10-UBX)は、自分的に想像していてよりも遥かに優秀で魅力的な製品だった。ずいぶんとCDリッピングを行ってきた私だが、大切なCDはAD10を使ってリッピングをやりなおしたい心境になっている。ぜひとも、AD10を見て触れて、そして優秀な音質を耳で確かめてほしい。

提供:株式会社アイ・オー・データ機器

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