オーディオ・ビジュアルライターの野村ケンジ氏が主催の、ポータブルオーディオ機器の展示・試聴・トークイベント「ノムケン Labアカデミー」が既報の通り、6月26日、秋葉原の1/3rd life秋葉原にて行なわれた。ここでは展示の中から注目の製品を紹介したい。

オトモノ

画像: オトモノ

ユーザーと一緒に製品を開発することをコンセプトにした新ブランド。製品は、平面振動板(Planar)、平面振動板+BAドライバー2種の合計3モデルが展示(試聴可能)されていた。今後、SNSを駆使してユーザー参加型での商品開発を進めていくという。短時間ながらPlanarモデルを聴いた印象は、ダイナミック型のような力感のあるサウンドが楽しめるものとなっていた。

ADV.

画像1: ADV.
画像2: ADV.

 ADV.では最近話題の、いわゆる寝ホンの新製品「sleeper TWS」を展示。完全ワイヤレスタイプで、イヤーフィンによって装着性を高めているのがポイント。8月ごろの発売を予定しているといい、価格は1万円を切る見込みだとか。アクティブノイズキャンセル機能も搭載する。

FitEar

画像: FitEar

FitEarでは、創業65周年の記念モデル「FitEar Silver」を展示。精緻な鋳造技術を生かして、ボディにはメディカルグレードのシルバー(銀)を用い、美しい鏡面仕上げとしているのが特徴。ドライバーにはバランスド・アーマチュア(BA)を使い(構成は内緒とか)、自然でワイドレンジな再生を狙っている。7月9日発売で価格は20万円を切るそう。

Brise Audio

画像: Brise Audio

Brise Audioでは、好評のポータブルオーディオ用のラインケーブル「YATONO-MINI」シリーズの新製品として、「YATONO-MINI Rh2+」を参考展示。4.4mm to 4.4mmなど全4モデルをラインナップ。価格はLEとアルティメイトの中間ぐらいになるそう。

iFi Audio

画像: iFi Audio

iFi Audioでは、ZENシリーズの新製品として、機能を絞って購入しやすい価格を実現した製品群を参展示。ラインナップは「ZEN Air DAC」(USB DACアンプ)、「ZEN Air Blue」(Bluetoothレシーバー)、「ZEN Air CAN」(ヘッドホンアンプ)、「ZEN Air Phono」(フォノイコライザー)の4モデル。

iBasso Audio

画像: iBasso Audio
画像: ▲「DX320」はアンプの交換が可能で、写真右は標準装備の半導体アンプ。左はオプションのNutubeを搭載した真空管サウンドアンプカード

▲「DX320」はアンプの交換が可能で、写真右は標準装備の半導体アンプ。左はオプションのNutubeを搭載した真空管サウンドアンプカード

iBasso Audioでは、ヘッドフォン祭でも展示していた弩級のデジタルオーディオプレーヤー「DX320」に注目。いよいよ今月末の発売を控え、発売前じっくりと製品を聴ける機会(購入の後押し)を提供していた。

HIFIMAN

画像: HIFIMAN

HIFIMANでは、先日発表されたばかりの新製品「RE2000 Pro」が試聴可能な状態で展示。トポロジーダイヤフラムのサウンドに、会場を訪れたポータブル機器ファンは聞き入っていた。

アンダンテラルゴ

画像: アンダンテラルゴ
画像: ▲来場者には、サンプルも配布された

▲来場者には、サンプルも配布された

アンダンテラルゴでは、5月に発売されたばかりの新製品・接点安定剤「スーパー TMD」が展示されており、来場者にはその効果を知ってもらおうということで、サンプル品が配布されていた。

Cayin

画像: Cayin

コペックジャパンでは、ヘッドフォン祭でも人気だった真空管プリメインアンプ「MT-35M PLUS Bluetooth」を展示。名前の通り、真空管とBluetooth機能(LDACをサポート)を組み合わせているのが特徴で、スマホを含めさまざまな機器を接続できるようになっている。スピーカー接続も可能だ。

水月雨

画像: ▲「Aria スノーバージョン」

▲「Aria スノーバージョン」

CHIKYU-SEKAIでは、取り扱いブランドの製品を多数展示。水月雨からは、昨年発売されて人気の有線イヤホン「Aria」の特別ver「Aria スノーバージョン」を展示。ベースモデルは20kHzまでの周波数特性を備えていたが、スノーverでは振動板を換装し、50kHzまでの再生能力を持たせているという。7月発売予定で、価格は1万円前後とか。

画像: 7月1日発売予定のQuestyle社のポータブルDAC「M15」

7月1日発売予定のQuestyle社のポータブルDAC「M15」

画像: ▲6月24日に発売されたばかりの、16個のBAドライバーを搭載した「16/COSMOS(コスモスブンノ ジュウロク)」。実勢19万円前後

▲6月24日に発売されたばかりの、16個のBAドライバーを搭載した「16/COSMOS(コスモスブンノ ジュウロク)」。実勢19万円前後

ピクセル

画像: ピクセル

ピクセルでは、ヘッドフォン祭の際は、参考展示だった製品を含め、新製品群を一挙に展示。Acoustuneでは、「HS2000MX SHO-笙-」「HS1790TI」「HS1750CU」を。MADOOブランドは「MADOO Typ711」を展示していた。

画像: ▲意外と知らない(見ない)、同梱の収納ケース、イヤホンケース、イヤーチップケースも展示していた

▲意外と知らない(見ない)、同梱の収納ケース、イヤホンケース、イヤーチップケースも展示していた

スタックス

画像: ▲「SR-X9000」+「SRM-T8000」

▲「SR-X9000」+「SRM-T8000」

スタックスでは、「SR-X9000」+「SRM-T8000」、「SR-009S」+「SRM-700S」の組み合わせにて、試聴展示を行なっていた。コロナ禍で試聴機会が減ったこともあり、こうして実機に触れられル機会はユーザーには好評のようで、スタッフも笑顔で出迎えてくれた。

画像: ▲主催の野村ケンジ氏。来場者・出展者への対応だけでなく、自ら司会としてトークイベントにも参加し、来場者へ向けてポータブルオーディオの楽しさを分かりやすい言葉で語っていた

▲主催の野村ケンジ氏。来場者・出展者への対応だけでなく、自ら司会としてトークイベントにも参加し、来場者へ向けてポータブルオーディオの楽しさを分かりやすい言葉で語っていた

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