完実電気から、Silent Angelの新製品が一挙に発表された。ここではミュージックストリーマの「B1」「B1T」(どちらもオープン価格)について紹介したい。

 B1/B1Tは、Wi-Fi、Bluetoothを搭載し、より多くのオーディオソースを手軽かつ高音質で楽しみたいオーディオ愛好家のために設計された、コンパクトで多機能なネットワークストリーマー。既存のオーディオシステムやアクティブスピーカーに接続するだけで、Spotify connect/Amazon HD/TIDALといったストリーミングサービスやインターネットラジオを楽しめる。

 両モデルの違いは、B1がDAC内蔵でアナログ出力を装備しているのに対し、B1TはDAC非内蔵で、デジタル出力のみの仕様という点となる。

画像: 本体サイズ等は「B1」(左)、「B1T」(右)とも同じ。違いはアナログ出力端子を搭載しているかだ

本体サイズ等は「B1」(左)、「B1T」(右)とも同じ。違いはアナログ出力端子を搭載しているかだ

 その特徴は以下の通り。

●Wifi,Bluetoothを搭載したネットワークストリーマー
 Amazon Music HD、TIDAL、qobuz、Spotify Connect、Airplayに対応。DLNAにも対応済みで、ネットワークストレージ内の楽曲も再生可能。
●高精度を誇るオペレーションボード
 オーディオ用にカスタマイズした電源をアナログ回路、デジタル回路のそれぞれに搭載しているほか、I/O分配回路、CPU、DACと電源の3種類の基板を分け、ノイズ対策を実施。B1には上位モデル「M1」と同じ高音質DACを搭載している。
●高性能 EMIアブソーバー
 Silent Angelの独自技術、EMIアブソーバーを各基盤に配置。筐体内部で発生する電磁ノイズ(EMI)を吸収し、音楽データへの影響を極限まで抑え込んでいる。
●ディスクリート設計のヘッドホンアンプ部(B1のみ)
 ヘッドホンアンプ部はディスクリート設計とし、電流帰還型を採用。高いドライブ能力を実現。
●専用アプリ“VitOS Lite”
 iOS/androidデバイス用アプリ“VitOS Lite”により直感的な操作が可能。

「B1」「B1T」の主なスペック

●接続端子:デジタル出力3系統(AES/EBU、I2S、同軸/PCM192kHzまで)、アナログ出力1系統(RCA/B1のみ)、ヘッドホン出力1系統(B1のみ)、LAN端子
●Bluetooth対応コーデック:SBC
●最大消費電力:10W
●寸法/質量:W155×H50.4×D110mm/0.9kg

画像: 「B1」「B1T」の主なスペック

 また同時に、アップグレード用のDC Cableも発売される。こちらのラインナップは「B05V050SS」「B05V050SR」「B05V050RS」「B05V050RR」の4種類で価格はすべてオープン。長さは50cmで、5.5×2.1mm DCプラグを採用する。

 いずれも線材に銀、赤銅を採用しており、ぞれぞれのケーブルはこの組み合わせが異なるラインナップだ。干渉を防ぐ2芯(プラス/マイナス)独立構造も採用。剛性、対静電容量に優れたテフロン材を採用した3重構造ジャケットが使われている。接続ターミナルは、純銅シェル、カーボンハウジング、金メッキコンダクターで構成されている。

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