【HiVi夏のベストバイ2022】スピーカー部門（2）〈ペア10万円以上20万円未満［税込11万円以上22万円未満］〉

第1位：テクニクス SB-C600

¥110,000（ペア）税込

15cmウーファーと25mmドームトゥイーターによる同軸型1発の小型システム。その音はワイドでスムーズ。まず、口径からは想像できないボトム再現力に驚く。ウーファー振動板に近接させたポート位置とその大口径で、ロスなき最低域の合成が実現されているようだ。しかもウーファー取り付け板を内部に設け、かつ取り付けはユニットの重心位置として不要振動の根本対応を図る。トゥイーター前面のフェーズプラグなども挑戦的な快作だ。（亀山）

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第1位：ソナス・ファベール Lumina I

¥118,800（ペア）税込

洗練されたデザインと確かなサウンドで幅広い支持を得ているソナス・ファベールのエントリー・ライン、Lumina（ルミナ）シリーズの小型2ウェイモデル。北イタリア・ヴィチェンツァの工房で熟練の職人によって1台、1台、ていねいに仕上げられただけあって、その仕上がりはスピーカーというよりも工芸品に近い。サウンドは肌合いのいい、おおらかな聴かせ方。低域、高域を問わず、レスポンスが素早く、音源の持ち味を素直に描き上げる。（藤原）

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第3位：クリプトン KX-0.5 II

¥214,000（ペア）税込

メイド・イン・ジャパンのモノづくりにこだわるクリプトンが、より扱いやすいモデルとしてリリースしたスピーカー。シングルコーンに似たまとまりのよさがある。サイズこそ同社スダンダードシリーズ中一番コンパクトだが、14cm口径とは思えない鳴りっぷりのいいウーファーが上質感を醸し出すとともに明るく闊達なサウンドを再現する。（潮）

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第4位：エラック UBR62

¥148,500（ペア）税込

エラックUni-Fi Referenceシリーズの最新ブックシェルフ機。中高域を同軸ユニットが受け持つ、3ウェイ。トゥイーターはソフトドーム、ミッドレンジとウーファーはアルミニウム・コーン。実に明快、明晰な音。情家みえの「チーク・トゥ・チーク」では、ごく自然に、ヴォーカルが中央空間にて歌われる。音像はボディがしっかりとし、輪郭も素直だ。声の質感は明瞭にて、粒立ちも細やか。（麻倉）

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第5位：ピエガ ACE30

¥148,500（ペア）税込

おなじみ、押し出しアルミ材の精巧なエンクロージャーに身を包んだスイスメイドのモダンなスピーカー。当機はTMicro 40AMTの後継モデルで、新しいACEシリーズの末弟。2ウェイのドライバーは変らないようだが、エンクロージャーの形状が変わり、若干ながら内容積も増している。ところが音はー新。段ちがいな凝集力に驚く。(高津)

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