LGエレクトロニクス・ジャパンは、有機ELテレビの2022年ラインアップとして全4シリーズ12モデルを2022年5月下旬より順次発売する。その型番と市場想定価格(税込)は以下の通り。

●OLED G2(OLED evo Gallery Edition搭載)
77G2PJA 市場想定価格¥830,000前後(5月下旬発売)
65G2PJA 市場想定価格¥550,000前後(5月下旬発売)
55G2PJA 市場想定価格¥400,000前後(5月下旬発売)
●ART90(OLED evo搭載)
65ART90EJQA 市場想定価格¥990,000前後(6月中旬発売)
●OLEDC2(OLED evo搭載)
83C2PJA 市場想定価格¥990,000前後(5月下旬発売)
65C2PJA 市場想定価格¥450,000前後(5月下旬発売)
55C2PJA 市場想定価格¥320,000前後(5月下旬発売)
48C2PJA 市場想定価格¥250,000前後(5月下旬発売)
42C2PJA 市場想定価格¥240,000前後(5月下旬発売)
●OLEDB2
77B2PJA 市場想定価格¥600,000前後(6月中旬発売)
65B2PJA 市場想定価格¥390,000前後(6月中旬発売)
55B2PJA 市場想定価格¥270,000前後(6月中旬発売)

画像: 「LG OLED evo Gallery Edition」パネルを搭載した「65G2PJA」

「LG OLED evo Gallery Edition」パネルを搭載した「65G2PJA」

 LGは2013年の世界初の55インチ有機ELテレビを皮切りに、2015年には4K有機ELテレビ、さらに2017年には壁に貼り付けられる薄型モデル、2019年には8Kパネル搭載機といった具合に、有機ELテレビを着実に進化させてきた。

 その成果もあってか、2021年には同社有機ELテレビの世界出荷台数は約400万台を達成、これは前年の約2倍なのだという。コロナ禍による巣ごもり需要の中で、身近なテレビについて画質のいいものを選ぼうという層が増えているということなのだろう。

 しかもある機関の調査によると、最近は日本国内の4Kテレビ構成比は65インチ以上が29%(このうち41%が有機ELテレビ)、50インチ以上では60%に達しているという。4Kテレビでは大画面化が顕著に進んでいるのは間違いない。

 同社では、これら近年の大画面テレビの動向を踏まえ、有機ELテレビをさらに進化、グローバルで誰にでも心地よくフィットする、ストレスフリーに楽しめる新時代のテレビを作ることを目指したそうだ。

画像: 新製品の解説を行う、LGエレクトロニクス・ジャパン Marketing Team マーケティング統括責任者の宇佐美夕佳さん

新製品の解説を行う、LGエレクトロニクス・ジャパン Marketing Team マーケティング統括責任者の宇佐美夕佳さん

 その第一として、サイズバリエーションを充実。今回の新製品群と昨年発売された8Kモデル「88Z1PJA」を含めて42インチ〜88インチの合計7サイズが揃うことになる。

 画質面での注目点は、昨年の「LG OLED evo」有機ELパネルをグレードアップし、色の再現性と明るさをさらに向上させた「LG OLEDevo Gallery Edition」パネルを「OLED G2」シリーズに搭載していることだ。

 OLED evo Gallery Editionは、新しい発光素材を採用し、赤/緑/青の波長を改善するとともに、新しいカラーレイヤーを追加することで色の再現性を向上させている。さらに、「ブライトネスブースターマックス」技術と新世代のAIプロセッサー採用により、従来の有機ELテレビよりさらに明るくなり、暗部の豊富な色数は維持しながら高輝度方向の色表現に深みを増した絵作りを実現している。

画像: 有機ELテレビ3シリーズを並べて画質の違いをデモしていた。左からLG OLED evo有機ELパネルを搭載した「65C2PJA」、新しいLG OLED evo Gallery Edition有機ELパネル搭載の「65G2PJA」、スタンダードモデルの「65B2PJA」

有機ELテレビ3シリーズを並べて画質の違いをデモしていた。左からLG OLED evo有機ELパネルを搭載した「65C2PJA」、新しいLG OLED evo Gallery Edition有機ELパネル搭載の「65G2PJA」、スタンダードモデルの「65B2PJA」

 独自のAI対応映像エンジンも大幅に進化。何100万もの映像ソースを学習したリアルタイムAIプロセッサーが第5世代に進化し、あらゆるコンテンツに合わせて最高レベルの映像を映し出してくれる。

 サウンド面では、映像のジャンルをリアルタイムにAIが分析し、それぞれに合わせて、臨場感あふれるバーチャル7.1.2(OLED B2は5.1.2)サウンドに変換する「AIサウンドプロ」を搭載している。

 ゲーム等の再生にも配慮しており、HDMI2.1で指定されたeARC、VRR(可変リフレッシュレート)、ALLM(自動低遅延モード)をサポート。8K/60p、4K/120pにも対応しているので、ゲーム機本来のスペックを余すことなく発揮できることになる。また4K/120pのDolby VisionとDolby Atmosでのゲームプレイにも対応。ゲーム世界への没入感を高めてくれる。

画像: 4本足のフロアスタンドを取り付けた「48C2PJA」。スタンド背面には録画用HDDを設置するためのアダプターも準備されている

4本足のフロアスタンドを取り付けた「48C2PJA」。スタンド背面には録画用HDDを設置するためのアダプターも準備されている

 設置デザインにもこだわっており、ギャラリースタンド「FS22GB」(市場想定価格¥44,000前後)と、シンプルな4本足のフロアスタンド「FS22GA」(市場想定価格¥28,000前後)を別売りアクセサリーとして展開する。

「OLED G2」シリーズの主な特長

画像: ギャラリースタンドに取り付けた「65C2PJA」

ギャラリースタンドに取り付けた「65C2PJA」

●「OLED evo Gallery Edition」搭載
●付属スタンドは±10度のスイーベル機能で見やすい角度に調整可能
●リアルタイムAIプロセッサー「α9 Gen5 AI Processor 4K」搭載

「OLED C2」シリーズの特長

画像: ゲーム用にも最適な「42C2PJA」

ゲーム用にも最適な「42C2PJA」

●豊富なサイズラインナップ(83、65、55、48、42インチ)
●従来より明るい次世代有機ELテレビ「OLED evo」
●リアルタイムAIプロセッサー「α9 Gen5 AI Processor 4K」搭載

「OLED B2」シリーズの特長

●Dolby VisionIQとDolby Atmosに対応した高画質・高音質な有機ELスタンダードモデル
●リアルタイムAIプロセッサー「α7 Gen5 AI Processor 4K」搭載
●最新ゲームスペックに対応した高速ゲーム体験

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