LGエレクトロニクス・ジャパンは、2022年4K液晶テレビのラインナップとして全3シリーズ11モデルを2022年5月下旬より順次発売する。新製品の型番と市場想定価格(税込)は以下の通り。

●QNED85JQA(QNED/Mini LED搭載)
86QNED85JQA 市場想定価格¥660,000前後(6月中旬発売)
75QNED85JQA 市場想定価格¥440,000前後(6月中旬発売)
65QNED85JQA 市場想定価格¥350,000前後(6月中旬発売)
55QNED85JQA 市場想定価格¥280,000前後(6月中旬発売)
●QNED80JQA(QNED搭載)
55QNED80JQA 市場想定価格¥170,000前後(6月中旬発売)
50QNED80JQA 市場想定価格¥150,000前後(6月中旬発売)
●UQ9100
75UQ9100PJD 市場想定価格¥220,000前後(5月下旬発売)
65UQ9100PJD 市場想定価格¥170,000前後(5月下旬発売)
55UQ9100PJD 市場想定価格¥130,000前後(5月下旬発売)
50UQ9100PJD 市場想定価格¥120,000前後(5月下旬発売)
43UQ9100PJD 市場想定価格¥100,000前後(5月下旬発売)

画像: 全部入りのスペックを備えた「86QNED85JQA」

全部入りのスペックを備えた「86QNED85JQA」

 同社は、2011年のFPR(フィルム偏光)方式3D液晶テレビの発売を始め、2012年には国内初のスマートテレビ、2013年からは世界初となる大型の有機ELテレビをグローバルで発売するなど、常に革新的な製品を世界に提案してきた。

 2021年にも、Mini LEDバックライトに量子ドットテクノロジーとナノセルカラーテクノロジーを組み合わせた「LG QNED(量子ドット)Mini LED」を発表。同社が液晶テレビの頂点と謳う視聴体験を身近なものにしている。

 2022年の新製品では、QNED液晶パネル+Mini LEDバックライト搭載の「QNED85JQA」と、QNED液晶パネル搭載の「QNED80JQA」の2シリーズを新たに展開、LG UHD TVの「UQ9100」を含め、43インチから86インチまでの幅広いサイズをラインナップした。

 トップシリーズのQNED85JQAでは、上記の通りMiniLEDバックライトに、量子ドットテクノロジーとナノセルカラーテクノロジーを組み合わせている。これにより、従来の液晶テレビを飛躍的に進化させた、より明るく、より深い黒を再現するとともに、鮮やかな色の表現力も進化した。なお昨年モデルのQNED99IPA/90JPAは継続販売されるので、選択肢はかなり増えている。

 ナノセルカラーテクノロジーはQNED85JQA/80JQAシリーズに搭載された技術で、変換オーガニックフィルムをパネルに組み込むことで、緑色の純度を高めながら赤色の色域を広げている。微細な粒子が、RGB発光時に色のにじみから発生する余分な光波長を吸収、RGB各色の純度を高めている。

画像: LGの2022年4K液晶テレビ、全3シリーズ11モデルが5月下旬より順次発売。量子ドット液晶テレビ「QNED85JQA」シリーズが、液晶の頂点ともいえる視聴体験を身近にする

 映像エンジンも進化し、独自開発のリアルタイムAIプロセッサー「α7 Gen5 AI Processor 4K」が搭載された(UQ9100シリーズは『α5 Gen5 AI Processor 4K』)。

 これは、何100万もの映像ソースを学習したリアルタイムAIプロセッサーを統合させた映像エンジンで、そのAIは第5世代に進化している。この映像エンジンを使って、地デジ、ネット動画などのあらゆるコンテンツに合わせて、最高レベルの映像と音響を再現できるという。

 視聴している映像のジャンル(シネマ、スポーツ、アニメーション、スタンダード)だけでなく、シーン(夜景、街並み、自然、スタンダード)ごとに自動で認識。それぞれのシーンに合う設定を自動で適用してくれる。

 サウンド面では、AIが今見ている映像のジャンルを分析し、ドラマ・スポーツ・映画・ニュース・音楽の5つに分類。それぞれのジャンルに合わせた音を自動調整して、臨場感あふれるバーチャル5.1.2サウンドに変換する。

 操作性関連では、新たに追加された「個人アカウント設定」でアカウントごとのカスタマイズが可能。AIプロセッサーによっておすすめのコンテンツを表示したり、ホーム画面に表示されるアプリを自分仕様に設定できる。音声操作も可能で、テレビに向かって「Hi, LG!」と話しかければ「ThinQ AI」が起動し、電源のオン・オフや音量の上げ下げなどの操作を簡単に行うことができるそうだ。

「QNED85JQA」シリーズの特長

画像: 「75QNED85JQA」

「75QNED85JQA」

●進化した新基準の量子ドット4K Mini LED液晶テレビ
●高精細直下型エリア駆動で理想的なコントラストを再現
●斜めから見ても美しい、LG独自のIPSパネル搭載
●最新AIプロセッサー「α7 Gen5 AIProcessor 4K」搭載

「QNED80JQA」シリーズの主な特長

画像: 「55QNED80JQA」

「55QNED80JQA」

●進化した新基準の量子ドット4K液晶テレビ
●量子ドットとナノセルで純度の高い色彩表現
●毎秒120フレーム表示でなめらかな動き
●最新AIプロセッサー「α7 Gen5 AIProcessor 4K」搭載

「UQ9100」シリーズの主な特長

画像: 最小モデルの「43UQ9100PJD」

最小モデルの「43UQ9100PJD」

●43インチから75インチまで、どの部屋にも置きやすいエントリーモデル
●AIプロセッサー「α5 Gen5 AIProcessor 4K」搭載

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