JVCケンウッドは、ビクターブランドのノイズキャンセリング搭載完全ワイヤレスイヤホン「HA-A30T」を5月下旬に発売する。市場想定価格は¥9,900前後で、ブルー、ブラック、グリーン、ピンク、ホワイトの5色展開。

 近年完全ワイヤレスイヤホンは、通勤・通学だけでなく、家庭でのリモートワーク時などでの使用も増えてきた。そこでは、周囲の騒音を低減するノイズキャンセリング機能の搭載や、装着時の負担が少ない小型・軽量なモデルに対するニーズが高まっている。

 HA-A30Tはそんな声に応えた製品で、ビクターのノイズキャンセリング機能搭載完全ワイヤレスイヤホンにおいて、最小・最軽量となる片耳約4.2gを実現。また、柔らかい素材と新形状を採用したイヤーピースによる、軽い着け心地と、耳にやさしくフィットする装着感により、長時間のリスニングも快適に楽しめる。

 アクティブノイズキャンセリング機能は、内蔵マイクで集音した周囲のノイズを打ち消す信号を生成するもの。ノイズキャンセリング効果を高めるために、遮音性に優れた新形状イヤーピースも開発された。アクティブノイズキャンセリング機能とイヤーピースの遮音性により、乗り物内などの騒がしさが気になる環境でもクリアーなサウンドを実現する。

画像: ビクターから、重さ4.2gの完全ワイヤレスイヤホン「HA-A30T」が登場。ノイズキャンセリング機能も搭載し、エンタメからリモートワークまで幅広く活用できる

 イヤホン本体側に通話マイクのON/OFF機能を搭載し、接続機器側を操作することなく、簡単にマイクをミュートに切り替え可能。通話時でもイヤホン本体で音量操作が可能で、また左右どちらでも片耳だけで通話できる。

 音質面では、高磁力ネオジウムマグネット採用の6mm径ドライバーを丹念にチューニングし、クリアーで躍動感あるサウンドを実現。バスブーストモードにより、さらに迫力あるサウンドも再生してくれる。

 BluetoothのコーデックはSBCに対応済みで、伝送時に発生する音声の遅延を抑制し、映像とのずれを抑える低遅延モードも準備されており、スマートフォンやタブレットでのゲームや動画視聴を快適に楽しめるそうだ。

 連続再生時間は本体のみで最大9時間、充電ケースによるフル充電と合わせて最大21時間の再生が可能(ノイズキャンセリングOFF)。10分の充電で最大75分の再生が可能なクイック充電にも対応している。

 屋外使用時などで発生しやすい風切り音を抑制するフードとなる、メタリックパーツをワンポイントに使ったミニマルなバイカラーデザインを採用。イヤホン本体と充電ケースにはビクターブランドの象徴である「犬のマーク」も施されている。機能面とデザインを両立させ、日常のさまざまな場面において、長時間快適に使用できるイヤホンとして提案されている。

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