リンジャパンでは、先日発表した同社ネットワークプレーヤー「KLIMAX DS」とネットワークプレーヤー機能付きプリアンプ「KLIMAX DSM」のDAC回路アップグレードサービスについて、追加情報を公開した。

 今回のサービスは両機のDAC基板を、「KLIMAX DSM/3」に搭載された究極/プレミアムグレードの「ORGANIK DAC」に交換するというもの。

 それに際し、初代KLIMAX DSMとKLIMAX DSM/1について、旧式タイプのHDMI1.3ボードを搭載したままではKLIMAX DSMが動作しなくなってしまうので、アップグレードする際にHDMI2.0へのアップグレードを行なっておくことが必要になる。

 そのためORGANIKアップグレードを行う際には、HDMI2.0アップグレードの確認、未対応の場合はHDMI2.0へのアップグレード(¥110,000、税込)の申し込みも行っていただきたいとのことだ。既にHDMI2.0アップグレード済みのモデル、あるいは最初からHDMI2.0ボードが搭載されているKLIMAX DSM/2についてはHDMI2.0へのアップグレードは必要ない。

画像: リンジャパンが、「KLIMAX DSM」のORGANIK基板アップグレードサービスについて、追加情報を発表。スピーカー「AKUBARIK」のWalnut仕上げも生産完了となる

 また今回、リンのDSMが今後Savant Smart Home Automationに対応していくことを発表した。SavantSmart Home Automationはスマホ等を使ったホームコントロールシステムで、1号機として「SELEKT DSM」が対応となり、順次他のモデルも追加されていく。

 もうひとつ、インターネットラジオ・サービス「airable」への対応追加も発表された。airableはグローバルな無料インターネットラジオを展開しているサービスで、昨年から「LINN app」での利用が可能となっていたが、今後「KAZOO」でも利用が可能となるという(DS/DSM本体およびアプリを最新ファームウェアにアップデートする)。

 なお今回、スピーカーの「AKUBARIK」について、Walnut仕上げの生産完了も発表された。その他の仕上げについては変更はなく、今後はBLACKASH、ROSENUT、CHERRY、OAK、WHITEの5種展開になるそうだ。

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