コルグが2020年9月に発表したインターネット動画配信システム「Live Extreme」は、オーディオ・クロックを配信システムの軸とした「オーディオ・ファースト思想」や、ロスレス/ハイレゾ・オーディオに対応した高い音質が好評を博し、発表以来30近いコンサートやイベントの配信に採用されてきた。

 Live Extremeは市販のPCやASIOオーディオ・インターフェイスで動作するソフトウェア・ベースのシステムであることから、既存の配信設備に低コストで組み込むことが可能。同社ではこの特長を活かし、音にこだわりを持つライブ会場や配信スタジオへの常設導入を通じて、高画質・高音質配信の更なる普及を目指している。

画像: コルグの高品質インターネット動画配信システム「Live Extreme」、ライブ会場への常設導入プランが始動。第1弾として和歌山「LURU HALL」からの配信が決定

 その第1弾として、和歌山市の「LURU HALL」にLive Extremeが導入される。LURU HALLは本格的なコンサートホールの機能を備えたライブスペースで、2020年3月よりバイノーラル録音による高音質・高画質ストリーミング・サービス「Binaural LIVE」を展開。ライブ音響、照明、撮影、録音から、チケッティング、著作権処理まで、アーティスト・主催者にとって「会場公演+ライブ配信」の実現に必要な手配をトータルで提供している。LURU HALLの持つ高い録音技術とLive Extremeのハイレゾ配信技術が組み合わされることで、より臨場感の高い配信が実現できるそうだ。

 導入後の第1弾として、『邦楽2.0 Binaural × Live Extreme』の配信が決定。この作品は、2021年初夏に深山幽谷の地、熊野で制作され、12月にLURU HALLで初演された「波紋 HAMON」「械 KARAKURI」「賽 SAI」等を含むライブ公演の模様をバイノーラル収録している。より音の世界に没頭してもらうため、モノクロ処理を施したライブ映像と共に、Live Extremeによる非圧縮ハイレゾライブ音源をお届けするオンデマンド作品となっている。

『邦楽2.0Binaural × Live Extreme』の詳細
●出演:渥美幸裕(Japanese Guitar)、小山豊(津軽三味線)、柿木原こう(箏)、小濱明人(尺八)
●視聴料金: オンデマンド配信 ¥3,000(リリース記念価格)
 チケット購入URL https://econtent.jp/store/luruhall
●販売開始日時:2022年3月14 日(月)12:00〜
●視聴可能期間:視聴券を申し込んでから1ヵ月間(期間中は何度でも視聴可能)
●配信フォーマット:
 音声=リニアPCM 96kHz/24ビット、48kHz/24ビット
 映像=1920×1080p(フルHD)
●配信プラットフォーム:eContent https://econtent.jp/

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