トップウイングサイバーサウンドグループはケーブル新製品3モデルを発売する。自社開発の極細径4芯シールドケーブル「TOP WING FLUX」と、これを使用した完成品RCA/XLRケーブルの「White Signal RCA」「White Signal XLR」だ。いずれも4月中旬ごろの発売を予定している。

●極細径4芯シールドケーブル:TOP WING FLUX ¥1,650/m(税込)、¥264,000/リール200m(税込)
●RCAケーブル:TOP WING White Signal RCA ¥33,000(約1.5m、税込)※1.5m以外は特注
●XLRケーブル:TOP WING White Signal XLR ¥33,000(約1.5m、税込)※1.5m以外は特注

画像: 「TOP WING White Signal RCA」

「TOP WING White Signal RCA」

 オーディオケーブルでは、導体を太くする、素材の純度を上げる、シールドを多層化する、被膜を特殊素材にする、といったことが音に効果的だとされている。その一方で、これらを満たしたケーブルは、高価になりがちだ。

 オーディオの世界ではなく、厳密な要件定義とコスト追求がなされている業務用ケーブルの世界では、これらの要件を満たすための最小公倍数的構造が重要視され、その結果ラインケーブルでは4芯シールド構造が圧倒的に支持されている。

 トップウイングは、オーディオの世界の要素と業務用ケーブルの要素を調和させ、廉価ながら生き生きとした鮮度を伝えるケーブルが作れないかと考えた。そして、長年の研究の成果がオーディオ用としては珍しい極細型にいきついたそうだ。

 極細径は、機械的安定性と価格のジレンマを解決する唯一の方策で、線径を細くすることにより素材が機械的安定性に及ぼす影響自体を少なくしたという。また、ケーブルの素線構成は、同心円状配置する7芯構成とすることで更なる機械安定性を実現している。

画像: 「TOP WING White Signal XLR」

「TOP WING White Signal XLR」

 White Signal RCA/XLRは、線材にTOP WING FLUXを使用したRCA/XLRラインケーブル。TOP WING FLUXの性能を引き出しながら、完成品ケーブルとして音質を充実させた。

 コネクターには、信頼性のあるプラグ(XLR=Neutrik製、RCA=Amphenol製)を採用、TOP WING FLUXの外被保護と適切なダンピングを施すために、特別に選定したシースを追加している。はんだには、機械的安定性と音質に優れたRoHS対応の銀3%、銅0.4%配合品を採用。

 なおケーブルの出荷時には、1本1本の導通確認だけではなく、ケーブルエージングマシン「Telos QBT」によって適正なエージングも施される。TOP WING FLUXは線径が細いため、エージングにさほど時間は必要ないが、Telos QBTでエージングをすることで、理想的な音質を購入時から発揮できるとのことだ。

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