エミライは、FiiO製デジタルオーディオプレーヤー「M11 Plus ESS」を発売する。市場予想価格¥97,900前後(税込)で、2月25日の発売予定。FiiOの中核DAPとして高い評価を獲得した「M11 Plus LTD」のDACチップをESS製「ES9068AS」へと変更し、さらなる性能向上を実現した後継モデルだ。

画像1: FiiOのデジタルオーディオプレーヤー「M11 Plus ESS」が登場。DACチップをESS製「ES9068AS」に変更し、さらなる性能向上を実現した

 DACチップの特性に合わせ、ローパスフィルターに使用されるオペアンプを「OPA1662」から「OPA927」に変更。また、これまで音量調整用のICで行なっていた音量調整機能をDACチップに受け持たせることで、ボリュウムIC回路を廃止しさらなる特性の向上を実現している。

 これにより、M11 Plus LTDと比較して高S/N、低歪み、低消費電力といった特性を実現しながら、THXの特許技術アンプ「AAA-78」を搭載し、より強力なヘッドホンドライブ力を獲得した。

 またM11 Plus ESSをUSB DACとして外部からデータを入力した場合は最大384kHz/32ビットのPCMデータおよびDSD256(11.2MHz)までのDSDデータの再生に対応。内部に格納されたデータをUSB DACへ送り出すUSBトランスポートとして機能させた場合は、最大768kHz/32ビット、DSD512(22.4MHz)の音楽データを出力可能だ。

画像2: FiiOのデジタルオーディオプレーヤー「M11 Plus ESS」が登場。DACチップをESS製「ES9068AS」に変更し、さらなる性能向上を実現した

 M11 Plus ESSの主な特長は以下の通り。

●ESS Technology製ハイスペック2ch DACチップ「ES9068AS」を2基、左右独立構成で搭載
●DAPとしてPCM 384kHz/32ビット、DSD256の再生に対応
●THXの特許技術アンプテクノロジー「AAA-78」アンプを2基搭載
●Qualcomm製8コアSoC「Snapdragon660」によるスムーズな動作
●強固なシールドで基板間干渉を抑制するモジュール型設計
●低ノイズ・高安定性・高耐久性を実現したセパレート設計電源回路
●第4世代FPGA+NDK製フェムト・クロック水晶発振器による「デジタル・オーディオ・ピューリフィケーション・システム」
●2.5/3.5/4.4mm 3系統ヘッドホン出力端子に加え、新規に4.4mmバランスライン出力機能を搭載
●SBC/AAC/LDACの送受信に対応し、HiFiグレードのBluetoothオーディオ品質を実現
●物理ボタン+タッチパネルで構成される次世代ボリュウム・システム
●連続再生時間14時間、高速充電対応の6000mAh大容量バッテリー
●第3世代Allto DSD変換機能でよりピュアな音質を実現
●最新の音楽フォーマット「MQA」のx8デコード機能
●車での高音質再生にもこだわった新開発「車載モード」

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