アイレックス(eilex)から、TEDESKAのMCカートリッジの新製品「DST201us TORRES model」が、2022年1月10日に発売される。価格は¥1,111,000(税込)。

 DST201usは、「DST201uc Lacote」モデルをベースに、同社の持つ銀線に対するノウハウに、製作者のミュージシャン的な感性を投入して作られた製品になるという。そのサウンドは、同社カートリッジの中でもトランジェント特性に優れ、かつ低歪で高情報量、そして適切な色調バランスと、豊かな倍音を奏でるようになっているそうだ。さらに、音楽の実在感が高く、様々な音楽の持つダイナミックレンジをしっかりと表現するモデルに仕上がっていると謳っている。主な特徴は下記の通り。

・発電部の巻き線に純銀線を採用
・ポールピース部分にはTEDESKA独自のスタビライザーを採用する事で、不要な振動による性能と音質劣化を解消。加えて振動系の各部をDST201us用に最適化
・マグネットは磁束密度が高く、非常に強い磁力を持っているネオジウム磁石を採用。それにより強力な発電部でありながら自重7gと小型軽量化を図っている
・カンチレバーは、音の伝播速度がアルミの約2.5倍という優れた特性を持つTEDESKA自社生産の極細ボロンカンチレバーを採用
・スタイラスチップの形状はTEDESKA独自のTEDESKA multi-cutを採用。非常に安定したトレースを確保するとともに、高いS/Nと低ひずみを実現。レコード再生時のゴミや傷等によるノイズの抑制にも効果を発揮するという
・カートリッジボディはTEDESKA定番のトーンウッドブロックより一つ一つ削り出し、最後に磨きをかけて仕上げている

DST201us TORRES modelの主な仕様
ボディ:トーンウッド(ハードウッド)
型式:ムービングコイル(MC)
内部配線:ピュアシルバー
マグネット:ネオジウム磁石
カンチレバー:ボロン
出力電圧:0.3mV±2dB 1kHz/5cm/sec/L&R45°
再生周波数帯域:20Hz~35kHz
セパレーション:>35db/1kHz
インピーダンス:8Ω
適正針圧:1.7~1.9g
コンプライアンス:12x 10-6/dyne@10Hz
出力端子 : ダブルハーデットピュアシルバーピン
本体質量:約7g
※シェル一体型の仕様は発売されていない

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