映画『明け方の若者たち』のプレミア上映会が12月20日、都内で行なわれ、主人公の<僕>が一目ぼれする<彼女>を演じた黒島結菜と、松本花奈監督が登壇した。

画像1: 映画『明け方の若者たち』のプレミア上映会が実施。<彼女>を演じた「黒島結菜」は、「ご自身の青春時代や悩み成長を、懐かしんでほしい」とアピール

 本作は、SNSで話題を集めた青春恋愛小説を映画化した注目の作品。本作の映画化の理由を聞かれた松本監督は、「原作の小説を読んで、その中に出てくる場所や音楽が自分の話のように感じられ、すごく映像が鮮明に浮かんでできた」ことで、映画化への想いを強くしたのだとか。

 一方、<彼女>を演じた黒島は、「(作品の舞台となっている場所が)自分も遊びに行ったり、住んでいたりした思い出の場所だったので、やってみたい」と思って出演を決めたそう。役作りについては「すごく魅力的な女性なので、自分に演じられるのか不安もありましたけど、楽しんで演じることができれば、きっとそれが<彼女>の魅力として伝わるんじゃないか」と思い、結果として「楽しみながら撮影を終えることができた」と語っていた。

画像2: 映画『明け方の若者たち』のプレミア上映会が実施。<彼女>を演じた「黒島結菜」は、「ご自身の青春時代や悩み成長を、懐かしんでほしい」とアピール

 また、同世代の松本監督との仕事を振り返っては、「本当に楽しかったです。学生時代に戻ったみたいで、青春を感じました」と爽やかな笑顔でコメントしていた。

画像3: 映画『明け方の若者たち』のプレミア上映会が実施。<彼女>を演じた「黒島結菜」は、「ご自身の青春時代や悩み成長を、懐かしんでほしい」とアピール

 そして完成した作品を見ての感想としては、「社会人ってこんな感じなんだ、目の前のものと向き合って、受け入れていきながら、人って成長していくんだ」と感じたそうで、エンディングの歌詞を聞いてさらに「胸がぎゅーってなった」という。

 なお、本作では描かれていない<彼女>の背景を映像化したアナザーストーリーが、1月に配信開始となるそうで、「彼女のことをもっと知ってほしいなと思ったので、(映像化が)うれしいです」と、満面の笑みで、喜びも露わにコメントしていた。

 最後に、黒島は「この作品はただの青春映画ではなくて、それぞれの人物が悩んで、それに向き合って、ぶつかって、成長していく。後から、そんな時期を懐かしむことができるようになる映画になっています」と会場に詰め掛けた観客に向かって呼び掛けていた。松本監督は「観終わって、皆さんの中にある楽しかった思い出を思い出せる作品になったらいいなと思っています」というコメントを発していた。

画像4: 映画『明け方の若者たち』のプレミア上映会が実施。<彼女>を演じた「黒島結菜」は、「ご自身の青春時代や悩み成長を、懐かしんでほしい」とアピール

映画『明け方の若者たち』

12月31日(金)全国ロードショー

【あらすじ】
「私と飲んだ方が、楽しいかもよ?(笑)」
その16文字から始まった、沼のような5年間。
明大前で開かれた退屈な飲み会。そこで出会った<彼女>に、一瞬で恋をした。
下北沢のスズナリで観た舞台、高円寺で一人暮らしを始めた日、フジロックに対抗するために旅をした7月の終わり……。
世界が<彼女>で満たされる一方で、社会人になった<僕>は、""こんなハズじゃなかった人生""に打ちのめされていく。
息の詰まる会社、夢見た未来とは異なる現在。夜明けまで飲み明かした時間と親友と彼女だけが、救いだったあの頃。
でも、僕はわかっていた。
いつか、この時間に終わりが来ることを……。

北村匠海
黒島結菜 井上祐貴
山中崇 楽駆 菅原健 高橋春織 三島ゆたか 岩本淳 境浩一朗 永島聖羅 木崎絹子 寺田ムロラン 田原イサヲ わちみなみ 新田さちか 宮島はるか 佐津川愛美 高橋ひとみ / 濱田マリ

監督:松本花奈
脚本:小寺和久 原作:カツセマサヒコ「明け方の若者たち」(幻冬舎文庫) 主題歌:マカロニえんぴつ「ハッピーエンドへの期待は」(TOY'S FACTORY) 制作プロダクション:ホリプロ 製作:「明け方の若者たち」製作委員会 配給:パルコ R15+
(C)カツセマサヒコ・幻冬舎/「明け方の若者たち」製作委員会

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