リアルアシストから、中国イヤホンメーカーTinHiFiのインイヤーモニター(IEM)の新製品「P1Plus Commemorative Edition(ピーワンプラス・コメモラティヴ・エディション)」が12月11日に、「T3Plus」が12月25日に発売される。価格は、P1Plus Commemorative Editionが¥27,900(税込)、T3Plusは¥9,980(税込)。

 P1Plus Commemorative Edition (以下、P1Plus)は、平面ドライバーを搭載した有線タイプのイヤホンで、同ブランドPシリーズのミドルクラスの製品。(駆動には)パワーを必要とするため、専用のDAP(デジタルオーディオプレーヤー)やポータブルアンプの組み合わせを推奨している。

画像1: TinHiFi、平面ドライバー搭載のIEM「P1Plus Commemorative Edition」を12月11日に発売。ダイナミック型の「T3Plus」は12月25日に発売

 そのドライバーは、新開発となる10mmの平面タイプであり、Pシリーズのヒットモデル「P1」の超薄ダイアフラムにダブル・サイド磁気配列を採用した構造の、新世代版(新設計)となるそうだ。

画像2: TinHiFi、平面ドライバー搭載のIEM「P1Plus Commemorative Edition」を12月11日に発売。ダイナミック型の「T3Plus」は12月25日に発売

 ケーブルの脱着も可能で、コネクターはMMCX、プラグは3.5mmステレオミニとなる。ケーブル自体は、「P2Plus Commemorative Edition」と同グレードのmogamiブランドのものを採用。平面ドライバーらしいサウンドが楽しめるように、チューニングされているそうだ。

画像3: TinHiFi、平面ドライバー搭載のIEM「P1Plus Commemorative Edition」を12月11日に発売。ダイナミック型の「T3Plus」は12月25日に発売

 一方のT3Plusは、Tシリーズのミドルクラスモデル。現行「T2Plus」の発展系という位置づけになるそうだ。

画像4: TinHiFi、平面ドライバー搭載のIEM「P1Plus Commemorative Edition」を12月11日に発売。ダイナミック型の「T3Plus」は12月25日に発売

 筐体は、3Dプリントにて成型したレジン製であり、金属筐体の多いTシリーズにおいて移植の存在になるという。そこに新開発の10mm径ダイナミックドライバーを搭載。LCP素材による振動板(ダイアフラム)により、レスポンスの高いサウンドが楽しめるようになっている。

 ケーブルの脱着も可能で、こちらのコネクターはカスタム2ピン、プラグは同じく3.5mmステレオミニとなる。ケーブルの素材については、上位モデル「T5シリーズ」と同等のグレードにまとめられているそうだ。

P1Plus Commemorative Editionの主な仕様
ドライバー:10mm平面ドライバー
周波数帯域:10Hz~20kHz
インピーダンス:22 Ohm ± 15%@ 1 kHz
感度:108±3db @ 1 kHz
歪率:1% @ 1 kHz
ケーブル:Mogami 2381
コネクター:MMCX
プラグ:3.5mmステレオミニ

T3Plusの主な仕様
ドライバー:10mmダイナミックドライバー(LCP・リキッド・クリスタル・ポリマー)ダイアフラム
周波数帯域:10Hz~20kHz
インピーダンス:32 Ohm ± 15%
感度:105±3db @ 1 kHz
歪率:1% @ 1 kHz 0.179V
ケーブル:4Core 40/0.05 OFC+200D Kevlar
コネクター:0.78 2PIN
プラグ:3.5mmステレオミニ

This article is a sponsored article by
''.