完実電気から、ケーブルブランドSILTECHの新製品となる「Classic Legend series」が発表された。本日12月3日から発売される。ラインナップと価格は下記の通り。

「Classic Legend series」ラインナップ (価格表記は税込)

<RCAケーブル>
CLASSIC-LEGEND680I-RCA1.0M ¥264,000
CLASSIC-LEGEND680I-RCA1.5M ¥352,000
CLASSIC-LEGEND680I-RCA2.0M ¥440,000

<XLRケーブル>
CLASSIC-LEGEND680I-XLR1.0M ¥264,000
CLASSIC-LEGEND680I-XLR1.5M ¥352,000
CLASSIC-LEGEND680I-XLR2.0M ¥440,000

<スピーカーケーブル>
CLASSIC-LEGEND680L-SPADE2.0M ¥478,500
CLASSIC-LEGEND680L-SPADE2.5M ¥577,500
CLASSIC-LEGEND680L-SPADE3.0M ¥676,500

<Phonoケーブル>
CLASSIC-LEGEND680PHONO1.0M ¥363,000
CLASSIC-LEGEND680PHONO1.5M ¥473,000
CLASSIC-LEGEND680PHONO1.0M-L ¥363,000
CLASSIC-LEGEND680PHONO1.5M-L ¥473,000

<グランドケーブル>
ZERO-OHM-LEGEND-RCA1.0M ¥275,000
ZERO-OHM-LEGEND-RCA1.5M ¥363,000
ZERO-OHM-LEGEND-RCA2.0M ¥451,000
ZERO-OHM-LEGEND-XLR1.0M ¥275,000
ZERO-OHM-LEGEND-XLR1.5M ¥363,000
ZERO-OHM-LEGEND-XLR2.0M ¥451,000

 今回発表のClassic Legendシリーズは、同ブランドの中核モデルとなる「Classic シリーズ」の最新世代となるもの。新開発のG9 Silver-Gold導体、トリプルレイヤージャケット、改良を施した超静音シールドの採用により、品質とパフォーマンスを両立させたという。結果、なめらかでバランスの取れた音色と、卓越したステレオイメージによる臨場感溢れるサウンドを実現した、としている。

 また、フラッグシップ「Crownシリーズ」に採用されているテクノロジーも投入されているそうで、以前の「Classic Anniversaryシリーズ」と比較しても、パフォーマンスは大きく向上しているといい、Classicシリーズの最新世代にふさわしい仕様にまとめているということだ。

Classic Legend seriesの主な特徴
・新開発「G9 Silver-Gold導体」
 SiltechのSilver-Gold導体の最新世代である「G9」を採用。同社では「Gシリーズ」の導体開発に30年以上の時間を費やしてきたといい、今回のG9は9Nを誇る純度を維持しながら、「焼き戻し」の技術改良により、品質の安定性と生産性を向上させているという。また、導体自身も最大2倍(Classic Anniversaryとの比較)の太さとしているそうだ。

 一方で、エージング時間は従来に比べて大幅に短縮していて、最低150~200時間必要と言われたものが、本モデルではコネクタによっては100時間ほどで済むそうだ。

・トリプルレイヤージャケット
 絶縁体に航空宇宙、半導体、医療などの先端分野でも使用されるデュポン製のPEEKを採用。テフロン/PEEK/テフロンの三層構造になっており、歪み・ノイズを極限まで抑制し、ケーブルへ飛び込んでくるノイズへの対策を強化している。結果、シールド性能は、前モデルの1.5倍を実現しているということだ。

 インターコネクトケーブルには「レゾナウンス・ダンパー機構」(※1)、スピーカーケーブルには「エアークレイドル構造」(※2)といったCrownシリーズに搭載されたテクノロジーも採用している。

※1レゾナウンス・ダンパー機構
新規開発した絶縁体により、ケーブル内で発生する不要な共鳴を抑え込む機構のこと

※2エアークレイドル構造
導体と絶縁体の接点を最小にし、取り回しにも配慮した構造のこと

 なお、グランドケーブル「Zero Ohm Legend」は、高い伝導性を持つ高純度Silverを採用したフィルター搭載しており、これを所有するケーブルに取付けることで、ケーブルのグランドレベルを最適化することができるという。結果、グランドノイズを低減し、電磁波やノイズの飛び込みを抑制することで、歪やノイズフロアーが下がり、ダイナミックレンジの拡大に寄与するという。

This article is a sponsored article by
''.