ファーウェイ・ジャパンから、2021年秋の新製品が発売された。今回登場した製品はリップスティック型イヤホンやスマートウォッチ、PCモニターなど合計7モデル。型番と市場想定価格(税込)は以下の通り。

●イヤホン
FreeBuds Lipstick ¥21,780
●スマートウォッチ
WATCH GT 3(46mm) ¥31,680(Sport)、¥34,980(Classic)
WATCH GT 3(42mm) ¥30,580(Sport)、¥33,880(Classic)
WATCH GT Runner ¥34,980
WATCH FIT mini ¥16,280
●モニター
MateView GT(27インチ スタンダードエディション) ¥49,980
MateView GT(34インチ スタンダードエディション) ¥62,800

画像: 写真左側が「Free Buds Lipstick」で、右後ろが「WATCH FIT mini」

写真左側が「Free Buds Lipstick」で、右後ろが「WATCH FIT mini」

 まずはFree Budsシリーズの最新モデルとなる「Free Buds Lipstick」から紹介したい。“美しさが音色を作る”というコンセプトで開発されたモデルで、リップスティック型デザインと鏡面仕上げ金属ケースが目を惹く。

 音質面では、14.3mmというワイヤレスイヤホンとしては大型サイズのドライバーを搭載、パワフルな低音を再現する。さらにAEM(アダプティブ・イヤー・マッチング)技術も搭載しており、ユーザーの耳の音響構造とイヤホンの装着状態を測定、それに適した音質パラメーターに自動的に調整することで、開放型でも安定したサウンドを獲得している。

画像: ファーウェイが、2021年新製品を発表。リップスティック型イヤホン「FreeBuds Lipstick」やランナー向けのスマートウォッチなど7モデルを揃える

 またFree Budsシリーズとして、ハイブリッドアクティブノイズキャンセリング機能も搭載済みだ。フィードフォワード、フィードバックのデュアルマイクでノイズを検出し、ノイズを打ち消す音波を正確に生成することで、優れたノイズキャンセリング効果を得ているそうだ。同社によると最大25dBのノイズ低減効果があるそうで、これは既発売の「Free Buds4」と同じレベルとのことだ。

 装着性にも配慮しており、1万人以上の耳のデータを分析し、それらを9つのカテゴリーに分類、さらに耳のエリアも8つに分けて心地いい付け心地を探っていった。一見するとこれまでのFree Budsシリーズとよく似ているが、細かな点で改善が加えられているのだろう。

 その他にも、ポップアップペアリング機能やディアルデバイス同時接続(2つまで)、ジェスチャーコントロールなど使いやすさにも配慮が行き届いている。連続使用時間は本体のみで最大4時間、充電ケース併用で22時間だ(どちらもノイズキャンセリングはオフ)。

画像: 「WATCH GT 3」の直径46mmタイプ

「WATCH GT 3」の直径46mmタイプ

 スマートウォッチの「WATCH GT 3」は直径46mmと42mmの大画面サイズの有機ELディスプレイを搭載。解像度はどちらも466×466ピクセルだ。

 体表温度測定やストレス測定、血中酸素レベル測定などの健康管理機能も内臓、心拍数モニタリング機能のアルゴリズムも改善され、測定精度がさらに向上したという。GPS、GLONASS、Galileo、Beidou、QZSS(みちびき)の5つの衛星システムに対応、これらの連携によってスピーディかつ正確な位置特定も可能になっている。

画像: 「WATCH GT Runner」

「WATCH GT Runner」

 また今回ランナー向けのWATCH GT Runnerもラインナップした。こちらは厚さ11mm、質量38.5gという薄型・軽量デザインが特長で、画面サイズは46mm。5衛星システムも内蔵している。

 科学的にランニング内容を分析し、ユーザーのランニング能力指数を表示、さらにそれに基づいた成績予測といった機能も備えている。アプリと組み合わせてトレーニング計画をカスタマイズできるので、熱心なランナーには最適だろう。

 WATCHFIT miniはスマートな小型デザインで、健康管理や活動記録に特化したモデルとなっている。

画像: 中央が新製品の34インチ「MateView GT」

中央が新製品の34インチ「MateView GT」

 27インチと34インチのMateView GTは、今年7月に発売された「MateView GT 34インチサウンドエディション」のバリエーションモデル。オリジナルモデルはカーブドスクリーンとサウンドバーを搭載し、リアルな色再現と臨場感溢れるサウンドが特長だった。新製品はサウンドバーを搭載せず、カーブドスクリーンに特化したラインナップということだ。

 液晶パネルは27インチモデルが水平2560×垂直1440画素(アスペクト比16:9)、34インチモデルは水平3440×垂直1440画素(アスペクト比21:9)という解像度で、どちらも165Hzの高いリフレッシュレートに対応。コントラスト比は4000:1で、色域はDCI-P3の90%をカバーし、HDR10信号の再生も可能となる。

画像: 34インチのMateView GTを3台並べたゲーム体験コーナーも準備されていた

34インチのMateView GTを3台並べたゲーム体験コーナーも準備されていた

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