【HiVi冬のベストバイ2021】プロジェクター部門（1）〈40万円未満 [税込44万円未満]〉

プロジェクター部門では、主要メーカーであるJVC（ビクター）、ソニーの製品が大きく入れ替わり、それぞれの価格帯で評価された。なりをひそめているのはエプソンで、前回の「プロジェクター部門I」のベストワン製品であったEH-TW8400Wは生産終了。次期製品が待たれる

第1位：LG HU810PB

オープン価格（実勢価格36万円前後）

レーザー光源を用いたコンパクトなDLPプロジェクター。2,700ルーメンの輝度と4K対応パネルが明るくて高精細な投写を実現した。アイリスの調整とアダプティブコントラストの組合せで、暗部階調もきめ細かなコントロールが可能。元よりLGはビジネス用で世界的なシェアを有していたが、コンシューマー市場にも今後積極展開する由。本機はその足掛かりとして充分なインパクトをもたらしそう。スクエアなデザインも二枚目だ。（小原）

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第2位：JVC LX-NZ3

オープン価格（実勢価格36万2000円前後）

4K対応のDLPプロジェクターは価格も手頃で各社から数多く発売されているが、本機はそこに独自のレーザー光源「BLUE scent」、オールガラスレンズ搭載で実力を大幅に高めている。レンズシフト機能や1.6倍ズームなど、設置性を高める機能も備わっているのはDLP方式では珍しい。身近な価格と優れた性能を兼ね備えている。（鳥居）

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第3位：エプソン EH-LS500

オープン価格（実勢価格30万円前後）

白い壁の直近に置くだけで大画面投写が成立する超短焦点投映レンズ搭載プロジェクター。本機は4K表示解像度の3板液晶方式に公称4,000ルーメンの強力なレーザー光源を組み合わせ、50cmの投写距離で80インチの大画面が得られる。130インチ（投写距離82cm）まで想定。Android TV端末の同梱による配信動画などの多機能性にも注目。（吉田）

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第4位：ソニー VPL-HW60

オープン価格（実勢価格35万円前後）

ソニー独自の反射型液晶パネルSXRDを用いたフルHDプロジェクター。同価格帯の3LCD透過型液晶タイプと比べると、まろやかな画調でコントラスト表現に無理がなく、じつにスムーズ。映画系画質モードのモニターライクな画質も頼もしく、洗練された品位の高いデザインも好ましい。ブルーレイ愛好家にはうってつけの存在。（山本）

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第5位：エプソン EH-TW7100

オープン価格（実勢価格20万円前後）

4K&HDR対応の3LCD方式のプロジェクター。光出力も3000ルーメンと高く、リビングで手軽に大画面を楽しめる。豊かな色再現やスムーズでなめらかな映像は従来モデルの実力を引き継いでおり、ひじょうにコストパフォーマンスが高い。初めてのプロジェクターとして自信を持っておすすめできるモデル。（鳥居）

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