トップウイングサイバーサウンドグループは、Lotooのスティック型USB DAC「PAW S2」(パー エスツー)を10月下旬に発売する。価格は、標準パッケージが¥49,500(税込)、Lightning -> USB-Cケーブルバンドルパッケージが¥57,200(税込)。

画像1: 長さ6.6cmで、384kHzリニアPCMやDSD128、MQAフルデコードに対応。Lotooのスティック型USB DAC「PAW S2」が10月下旬に発売

 PAW S2は、世界中で高い評価を得たスティック型USB DAC「PAW S1」の後継機で、新たな回路設計を採用することで、コンパクトながら圧倒的なパフォーマンスを実現している。DACチップにはAKM「AK4377」を採用、これまで培ってきたオーディオ技術を惜しみなく注入し、スティック型のポータブルUSB DACの限界を超えた音楽体験を提供するという。リモートコントロール機能も追加された。

 主な進化点としては、PAW S2では新たに、アナログ/デジタル回路で基板を分けたデザインを採用した。各基板は高密度かつ特性に優れた実装方法の8層HDI PCBを採用しており、デジタル信号のノイズがアナログ信号へ干渉することを大幅に抑制し、音質の向上を実現している。

 回路を構成する各パーツは、必要最小限かつ高品質なものを採用。独自OSのLTOSを担うBlackfinDSP、低消費電力ながら性能と音楽性の両面に優れたAK4377、高精度クロックICのAK8142、低ノイズ/低ドリフト精密金属皮膜抵抗、パナソニック製コンデンサー、そして、Pentaconn純正4.4mmソケット等が使われている。

画像2: 長さ6.6cmで、384kHzリニアPCMやDSD128、MQAフルデコードに対応。Lotooのスティック型USB DAC「PAW S2」が10月下旬に発売

 またMQAのフルデコード、リニアPCM 384kHz、DSD128の再生にも対応。アナログ部は4.4mmフルバランスと3.5mmシングルエンドヘッドフォン出力に対応している。ヘッドフォン出力は、低感度な平面型ヘッドフォンも充分駆動できるパワーを備える。

 PAW S2はUSB Audio Class 2.0準拠に加え、USB Audio Class 1.0動作モードも備えているため、現行ほとんどのPC、Mac、iOS/Android端末に加え、ゲーム機なども、接続するだけで使うことができる。

 付属のOTGケーブルはケーブル材から新規に設計し、耐久性、音質ともに向上させたという。標準パッケージにはUBS Type-C〜Type-Cケーブル(6.5cmと80cm)が、Lightning-> USB-Cケーブルバンドルパッケージではそれに加えて、Lightning〜USB Type-Cケーブル(6.5cmと80cm)も同梱される。

「PAW S2」の主なスペック

●対応フォーマット:リニアPCM 32kHz〜384kHz、DSD64、DSD128、MQAフルデコード
●接続端子:4.4mmフルバランス、3.5mmシングルエンドヘッドホン出力USB Type-C
●最大出力:3.5mm=125mW/ch@32Ω、4.4mm=150mW/ch@32Ω
●再生周波数帯域:3.5mm=20Hz〜20kHz(+0/-0.017dB)、4.4mm=20Hz〜20kHz(+0/-0.016dB)
●S/N:123dB(3.5mm、4.4mm)
●寸法/質量:W66×H22×D13mm/29.2g

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