ラックスマンは、ステレオパワーアンプの最新モデル「M-10X」を10月に発売する。価格は¥1,650,000(税込)。8年ぶりのモデルチェンジとなる、フラッグシップモデルだ。

 M-10Xは、2013年に発売された「M-900u」の後継モデルとして、パワーアンプ回路の心臓部を一新。2025年のラックスマン創業100周年に向けた次世代のラインナップのひとつとして、圧倒的なオーディオクォリティを目指して開発されている。

画像1: ラックスマン、増幅帰還エンジン「LIFES」初搭載のステレオパワーアンプ「M-10X」を10月に発売。創業100周年を見据えて開発された、新たなフラグシップモデル

 アンプ部には、1999年以来同社の音質を支え続けてきた増幅回路「ODNF」(Only Distortion Negative Feedback)を刷新し、「音楽の密度感と躍動感」「強力なスピーカー・ドライバビリティと広大なサウンドステージ」を実現する、新開発の増幅帰還エンジン「LIFES」(Luxman Integrated Feedback Engine System)を初搭載している。

 フロントパネルは電球色のLED照明を搭載した針式アナログメーターを中心に、小径の機能スイッチを配したオーセンティックなデザインを踏襲。また新たに、SACD/CDプレーヤー「D-10X」と共通となる、ボンネットとの間に大胆なくびれを表現したレイヤーを構成し、コンポーネントとしての存在感とサウンドの豊かさ、繊細さを主張している。

 M-10Xの主な特長は以下の通り。

●あらゆるスピーカーに対するドライバビリティを追求した150W×2(8Ω)〜瞬時最大1,200W×2(1Ω)のパワーリニアリティ
●ハイパワーと密度感のある音質を両立させたバイアス電流設定による最大12Wまでの純A級動作
●3段ダーリントン4パラレル・プッシュプルの出力モジュールを組み合わせた、4×2アウトプット構成
●BTLモード・バランス入力時にコールド信号に変換アンプが経由しないBTLストレート回路構成
●シャーシ電流によるアース・インピーダンスの上昇や発生磁界の影響を隔絶するループレスシャーシ構造
●銅と同等の導電率と真鍮に匹敵する硬度を併せ持ったカッパーアロイ製のRCA入力端子を装備
●対応製品どうしの電源連動を可能とする、新たなトリガー出力端子を装備(3.5mmモノーラルジャック/デイジーチェーンも可能)
●金メッキによる非磁性処理を施したACインレット(装着方向を変更し端子全体でケーブルの重量をサポートする構造に改良)
●ノンツイスト電源ケーブル「JPA-15000」をベースに、3.5平方ミリメートル径の芯線の30%をD.U.C.C.(Dia Ultra Crystallized Copper)に変更した「JPA-17000」が付属

画像2: ラックスマン、増幅帰還エンジン「LIFES」初搭載のステレオパワーアンプ「M-10X」を10月に発売。創業100周年を見据えて開発された、新たなフラグシップモデル

「M-10X」の主なスペック

●定格出力:150W×2(8Ω)、300W×2(4Ω)ステレオ時、600W×1(8Ω)モノーラル時
●全高調波歪率:0.003%以下(1kHz/8Ω)、0.1%以下(20Hz〜20kHz/8Ω)
●接続端子:アンバランス入力1系統、バランス入力1系統、型スピーカー端子1系統
●消費電力:530W、280W(無信号時)、1.0W(スタンバイ時)
●寸法/質量:W440×H224×D488mm/48.4kg

https://www.luxman.co.jp/presspro/m-10x

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