地球世界から、水月雨(MOONDROP)の新作有線イヤホン「VARIATIONS」が、8月6日に発売される。価格はオープンで、想定市場価格は¥61,000前後。

画像: 水月雨、静電ドライバー2基を搭載し、40kHzまでの理想的な周波数特性を持った有線イヤホン「VARIATIONS」を8月6日に発売

 VARIATIONSは、静電ドライバー+ダイナミックドライバー+バランスド・アーマチュアドライバー(BA)の3種類のユニットを搭載したハイブリッドタイプの製品。さらに、BAドライバーと静電ドライバーはそれぞれ2基ずつ格納されており、合計で片耳あたり5基のドライバーを使うという豪勢な仕様となっている。

 まず、低域を司るダイナミックドライバーは、10mm径の液晶ポリマーを用いた振動板を採用したユニットを搭載。振動板はわずか9μm厚という薄さでレスポンスもよくなっており、Daikoku-CCAWボイスコイルと真ちゅう製のバックチャンバーとの組み合わせで、スピード感のある低音が楽しめるという。

 中域には、Softears-D-Mid-BカスタマイズBAドライバーを2基使用。ナチュラルさと解像感の再現性に加え、本VARIATIONSの目指す振幅周波数特性も満たしているということだ。

 そして、高域を担当するのは、Sonionのデュアル静電ドライバーが2基であり、これにより周波数特性は40Hzを確保している。

 加えて、同社3ウェイ仕様のイヤホン「Blessing2」のクロスオーバー設計を継承し、改良を加えているそうで、さらに3Dプリントで成型された内部空間と各種フィルター回路によって理想的な周波数応答と位相の再現を可能にしているそうだ。

 ケーブルは脱着が可能で、コネクターはカスタム2ピン。ケーブルの線材には、PCC同軸単結晶銅採用している。なお、プラグ部分は交換可能で、3.5mm、2.5mmバランス、4.4mmバランスから選択することができる。

VARIATIONSの主な仕様
タイプ:耳掛け式・カナル型、リケーブル可能
ドライバーユニット:ハイブリッド型 低域ダイナミック×1、中域BA×2、高域EST×2
再生周波数帯域:9Hz~40kHz (IEC61094,Free Field)
感度:118dB/Vrms @1kHz
インピーダンス:15.2Ω@1kHz±15%
ケーブルコネクター:2Pin(0.78mm)
入力プラグ:金メッキステレオミニ(2.5mm、3.5mm、4.4mm)

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