ACOUSTIC REVIVE(アコースティックリバイブ)の出川式ユニット搭載電源ケーブルが、貴陽石仕様となってパワーアップした。新製品「POWER SENSUAL-MD-K」は¥318,000(税別、2m)で発売中だ。

 POWERSENSUAL-MD-Kは、ケーブル中央部にある出川式MDユニット内部に貴陽石パウダーを追加、電源プラグとインレットコネクター内部にも貴陽石塗料を塗布したモデルとなる。貴陽石はトルマリンの10倍以上のマイナスイオン発生量を誇る天然鉱石で、帯電防止効果に加え、遠赤外線による活性効果により、S/Nや立体感、躍動感、音色や質感が向上するという。

 出川式MDユニットは出川三郎氏の考案によるもので(実用新案取得)、極性を互い違いにした特殊形状のマグネットユニットの外周にマイナス電位を持った天然鉱石の粒子を配置し、電源ケーブルから発生する磁界を打ち消すことで電源供給能力の劣化を無くし、一種のブースター効果によりエネルギー感や躍動感を向上させるもの。同時に電源ケーブルを通じて混入する電源ノイズとグラウンドノイズも吸収消滅させるとのことだ。

 ケーブルで重要な導体には、鍛造製法により結晶構造を電気が流れる横方向に連続させたPC-TripleCを5.6sqという太さで使用。絶縁材には比誘電率に優れたPE(ポリエチレン)を採用し、通常のPVC(塩ビ)の 比誘電率5.6に対して2.4という半分以下の比誘電率を実現、伝送エネルギーのロスを極限まで抑えている。

 緩衝材には静電気の発生を防ぎ、瑞々しい音色と質感を実現する天然シルクを採用。銅箔シールドで外来ノイズの飛び込みと輻射ノイズの影響を回避し、トルマリン含浸シースとカーボンCSFチューブにより静電気の発生防止とダブルシールド効果を得ている。

 電源プラグとインレットコネクターには、フルテックとの共同開発によるNCF(ナノ・クリスタル・フォーミュラ)を採用。電極は純銅素材で、圧倒的な導通特性を発揮している。

 また、オーディオユニオンお茶の水アクセサリー館と千葉店、新宿店を始めとする全店9店舗がAPLAS特約店としてほぼすべてのアコースティックリバイブ製品の取扱いを開始した。試聴も可能とのことなので、気になる製品がある方はそのモデルを取り扱っているかを確認の上で、お店に足を運んでいただきたい。

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