画像: キャロットワン ERNESTOLO 50K EX EVO ¥79,000 ●定格出力:12W+12W(8Ω)、25W+25W(4Ω) ●入力端子: LINE1系統(RCAアンバランス:リアパネル/3.5mmステレオミニプラグ:フロントパネル) ●スピーカー出力端子:1系統(バナナプラグ対応) ●ヘッドフォンアンプ部出力:600mW/ch、32Ωヘッドフォン ●使用真空管:ECC802S GOLD(JJ Electronic、プリアンプ部) ●寸法/重量:W76×H75×D150mm(突起物含む)/1.1kg ●備考:ACアダプター付属 ●問合せ先:(株)ユキム

キャロットワン ERNESTOLO 50K EX EVO ¥79,000
●定格出力:12W+12W(8Ω)、25W+25W(4Ω)
●入力端子: LINE1系統(RCAアンバランス:リアパネル/3.5mmステレオミニプラグ:フロントパネル)
●スピーカー出力端子:1系統(バナナプラグ対応)
●ヘッドフォンアンプ部出力:600mW/ch、32Ωヘッドフォン
●使用真空管:ECC802S GOLD(JJ Electronic、プリアンプ部)
●寸法/重量:W76×H75×D150mm(突起物含む)/1.1kg
●備考:ACアダプター付属
●問合せ先:(株)ユキム

 ガラス工芸品でもある真空管を、オブジェ感覚で配置した意匠が人気を集めるキャロットワンのシリーズ。ガラスのブロックは重しであると同時に、内部照明のLED青色光を立体的に導いて真空管を引き立てている。

 これは以前のLIMITED版に採用されたバーブラウンの高性能オペアンプOPA627AUを採用したのが特徴。このオペアンプはかつて小売りで数千円もした高級品だ。しかも本機ではTIに買収される前のバーブラウン製というヴィンテージ品を採用。現行のプロセスルール=回路パターン形成の基準とは異なり、内部配線が太いのだという。

底板を外した内部。パーツ配置や配線材の太さに注目。

 真空管はEX版と同様にECC802S GOLD(12AU7の高信頼管)であり、ピンに金メッキを施したハイグレードヴァージョンを採用。12W(8Ω)が2chという出力段はデジタルアンプによるもの。付属するAC電源アダプターはDC出力12V/5A仕様。

プリ部に採用される真空管は、12AU7の中でも定評あるJJエレクトロニック製ECC802S GOLD。ピン端子に金メッキを施したハイグレード仕様。

 大型モニタースピーカーのB&W 800 D3に接続して試聴。声やその帯域の楽器がなかなか精妙な響きであり、ときに艶やかな音が出現してアンプのサイズを疑うことになる。ボサノバ系の歌やダイアナ・クラールのジャズ系歌唱など声色の変化がよくわかり、音像も3次元的だ。大編成では限界があるけれど、モーツァルトのピアノ協奏曲など和声も強弱の幅も良好であり流れがよい。フォステクス製の小型フルレンジスピーカーでも試したが、中域の明敏な応答性が目立ってきた。使いこなしの余地のある好位置の企画だ。

試聴はB&W 800D3の他にフォステクス製フルレンジスピーカーFE108Solでも行なった。

フロントビュー。中央が電源スイッチを兼ねた音量調整。その左にヘッドフォン出力端子、右に3.5㎜ステレオミニプラグの入力端子を配置。

リアビュー。スピーカー出力端子はバナナプラグ対応で1系統。下部のRCAピン入力端子の左にミュートスイッチを配する。

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