Avalon Acoustics(アヴァロン・アコースティクス)から、新しいスピーカーシステム「Isis Signature」(アイシス・シグネチャー)が発表された。価格は¥14,190,000(ペア、税込)。

 新製品のIsis Signatureは、前モデルIsis(アイシス)の伝統的な形状を維持した上で、静寂、不活性、複合システム(SIC)を応用して再設計されている。それによって同社では、どのような素材であっても単一素材で構成した場合に発生する「固有モード」が引き起こす音質的な劣化を排除することが出来たという。

 すべてのドライバーはネオジムマグネットを搭載。クロスオーバーネットワークには、高純度の金属をアバロンの処方で合金にした特注導体を採用する。この回路は、各ドライバーの再生帯域をクロスさせてフラットな周波数特性を得ながら、位相もぴたりと合わせることが出来るという。インピーダンスは低域までフラットで、システム共振はなく、アンプに負担をかけることなく駆動可能だ。

画像1: 劇的に進化したアヴァロンのNew Isis「Isis Signature」が登場。あたかもフルレンジスピーカーのようなフラットなサウンドを実現! 価格はペアで¥14,190,000

 Isis Signatureの主な特徴は以下の通り。

●最新設計の軽量振動板を装備して、エネルギーの蓄積を最小限に抑えた。それによって、時間軸領域の歪みも低く抑えることができ、時間軸位相の整合がより整っている。
●独自設計の第二世代ネオジムマグネット磁気回路構造は、ダイナミックレンジをさらに拡張。
●スムーズで広い音の拡がり(ポーラーレスポンス)によって、最上級のイメージジングの表現能力を備えている。
●SIC(Silent Inert Composite)複合素材とその構成技術によりエンクロージャーを完成。
●ネットワーク回路は簡易なプリント基板を一切使用せず、確実な信号伝送が出来る導線で立体的に組み上げている。
●広帯域のクロスオーバーは精度の高いドライバー間のアラインメントのために新設計。
●電磁波の侵入による悪影響を防ぐために、クロスオーバーを設計、配置。
●独自設計のマグネティック技術により、エネルギーを細大漏らさず通過させると同時に、ノイズフロアーのレベルもさらに低下させている。
●独自のダンピングモードにより、キャビネットの共振を抑制。
●音響学的に設計されたスピーカーグリルは、エッジ部での拡散効果を抑える。
●キャビネットのデザインは、音の拡がりを阻害させることがないように形状を最適化させ、スムーズな音の放射を実現。

画像2: 劇的に進化したアヴァロンのNew Isis「Isis Signature」が登場。あたかもフルレンジスピーカーのようなフラットなサウンドを実現! 価格はペアで¥14,190,000

「Isis Signature」の主なスペック

●型式:3ウェイ4スピーカー、バスレフ型
●使用ドライバー:25mmトゥイーター、180mmミッドレンジ、330mmウーファー×2
●能率:90dB
●インピーダンス:4Ω(公称)
●周波数特性:20Hz〜100kHz
●寸法/質量:W370xH1,520xD430mm/80kg

This article is a sponsored article by
''.