アーク・ジョイアから、estelon(エステロン)のスピーカーの新製品「YB Mk II」が6月16日に発売される。価格は¥2,500,000(ペア、税別)。

画像: エステロン、流麗デザインのハイエンドスピーカーをリファインした「YB Mk II」を、6月16日に発売。共振抑制を強化し、さらに音質を向上

 YB Mk IIは、2017年に日本導入となった前モデル「YB」の後継機であり、ドライバーユニットや流麗なキャビネットのデザインはYBを継承。今回、そのキャビネットに最新の素材を採用したこと、クロスオーバー・ネットワークを再構築したこと、そしてフット部に改良を行なったこと、がMk IIへの進化点になるという。もちろん、熟練の職人による入念な手作業で仕上げられているのは、YB同様となる。

 素材には、フラッグシップ「Forza」(フォルザ)と同じ新素材を配合することで、剛性を高くし、かつ共振の抑制にも大きな効果を発揮しているという。同社 キャビネット創造のコンセプトでもある「ノン・レゾナンス・キャビネット」を体現する仕上がりとなっているそうだ。

 新素材を採用した結果、YBに比べ1本あたりの質量は5kgの増量となったが、キャビネットの不要振動が低減したことで、搭載ドライバーのパフォーマンスをより向上させることに成功しているという。

 クロスオーバー・ネットワークについては、まずネットワーク回路の設計や素材、内部配置にいたるまで一から見直しを行ない、OFCコイル、ムンドルフ製Silver Gold Oilコンデンサーの搭載、はんだについても特性を見極めたものを使っているというこだわりぶり。さらに、クロスオーバー回路は、トゥイーター/ミッドレンジは2次カーブ(-12dB/oct)、ミッドレンジ/ウーファーは3次カーブ(-18dB/oct)としているそう。

 加えて、ドライバーユニットまでの内部配線材についても抜かりはなく、ハイエンドケーブルメーカー Kubala-Sosna製の純銅品を採用。音場感やクリアネス性の向上に一役買っているそうだ。

 フット部については、YBに採用されていた底面が平面仕様の「ステンレス鋼フラット・フット」に加えて、スパイクタイプの「ステンレス鋼スパイク・フット」を追加(2種類を標準で同梱)。設置場所の状態、あるいは好みにあわせて、選択することが可能になった。

YB MkIIの主な仕様
形式:3way 3スピーカー フロアスタンディング型 密閉方式 スピーカー・システム
使用ユニット:【低域】220mmアルミニウム・コーン×1、【中域】150mm特殊加工スライスド・ペーパーコーン×1、【高域】25mmベリリウム・ドーム×1
周波数特性:30Hz~40kHz
クロスオーバー周波数:80Hz / 2kHz
出力音圧レベル:86dB
公称インピーダンス:6Ω
スピーカー端子:シングル・ワイヤ端子
寸法:W332×D394×H1260mm
質量(1台):45kg
付属品:サランネット マグネット着脱式
仕上げ:グロス・ブラック、グロス・ホワイト、マット・ブラック

画像: グロス・ブラック

グロス・ブラック

画像: マット・ブラック

マット・ブラック

画像: グロス・ホワイト

グロス・ホワイト

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