3月24日より、ステレオサウンド読者のみなさまからのご予約を承ってきた「テレサ・テン ラストコンサート 前編 -1985.12.15 at NHK Hall- 」が、4月24日、ついに発売となりました。

このレコードには前編と後編の2枚があり、お好みの曲が収録されているどちらかを手にできるのはもちろん、その両方をお求めいただけば、ラストコンサートの臨場感がいちだんと高まることでしょう。

テレサにとっての生前最後のソロリサイタルとなったNHKホールでの公演。ステレオサウンドでは、その熱気と興奮をあますことなくみなさまにお届けしようと、今回も特別な音源を使用して制作いたしました。

本盤製作に使用した音源は、この貴重なテレサのラスト・コンサートでの歌声を最高の音質で後世に残そうと意を決した日本のポリドール制作陣が、1999年、当時考え得る最良の録音機材を使用してオリジナルのマルチチャンネル・マスターテープからフルリミックス、トラックダウン、そしてマスタリングまでのすべてを新規に行なったデジタル・マスターです。

このマスターをアナログレコードの音溝に入念に刻み込んだのは、日本コロムビアの名匠、武沢茂カッティングエンジニア。ノイマンのカッティングマシンVMS70とカッターヘッドSX74を使用し、テレサの魅力ある声質を最大限聴取できる音溝としてラッカー盤に刻み込みました。

収録から三十有余年の時を経た今もなおテレサの存在を身近に引き寄せてくれるオーディオの喜び。日本に舞い降りたアジアの歌姫のラスト・ステージを、ぜひお手元でお楽しみください。

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