パナソニックの、2021年4K液晶ビエラに大画面サイズが追加、さらに等倍速パネルを搭載した普及価格帯のラインナップも発表された。型番と市場想定価格、発売日は以下の通り。

TH-75JX950 42万円前後(税込、6月25日発売)
TH-75JX900 価格未定(今秋発売)
TH-65JX750 19万円前後(税込、6月18日発売)
TH-58JX750 14万円前後(税込、6月18日発売)
TH-50JX750 11万円前後(税込、6月18日発売)
TH-40JX750 9.9万円前後(税込、6月18日発売)

画像: 今秋発売予定の「TH-75JX900」

今秋発売予定の「TH-75JX900」

 TH-75JX950とTH-75JX900は4Kチューナー2基と地デジ/BS/110度CSデジタルチューナーを3基搭載し、外付けUSB HDD(別売)をつなげば4K放送の2番組録画も可能。また2画面表示にも対応する。JX750シリーズは4Kチューナーと地デジ/BS/110度CSデジタルチューナーを各2基搭載した。

 液晶パネルはTH-75JX950が狭額縁の高輝度・薄型メタルフレームプレミアム液晶ディスプレイ、TH-75JX900には同じく狭額縁の倍速液晶ディスプレイが使われている(どちらもIPSタイプ)。JX750シリーズは先述の通り等倍速液晶ディスプレイ(VAパネル)だ。バックライトはJX950とJX900は「Wエリア制御」、JX750シリーズは「エリアコントラスト制御PRO」という違いがある。

 映像エンジンや信号処理回路は共通で、液晶専用の「ヘキサクロマドライブ」を搭載、高いコントラスト再現を実現している。その他HDR10、HDR10+、HLG、ドルビービジョン、ドルビービジョンIQ、さらに周囲の明るさを判別し、シーンに応じた最適な輝度再現を行うHDR10+ ADAPTIVEへの対応も果たしている。なおTH-75JX950とTH-75JX900は4K/120p入力とVRRの再生も可能だ。

画像: お求めやすい価格を実現したJX750シリーズは、40〜65インチをラインナップ

お求めやすい価格を実現したJX750シリーズは、40〜65インチをラインナップ

 音質面では、TH-75JX950はイネーブルドスピーカーを搭載しており、ドルビーアトモスなどの立体音響を臨場感豊かに再現できる。TH-75JX900は2chスピーカー搭載機だが、ドルビーアトモスのデコード機能は備えている。

 また新製品全モデルで、放送や映画などの100万を超えるシーンを集めた学習用データベースをAIに学習させ、人間のように何を見ているかを認識して最適な画質に自動調整する「オートAI画質」を搭載している。TH-75JX950は画面に応じて音場再現を調整する「オートAI音質」にも対応済みだ。

 付属リモコンは新型デザインに変更され、放送視聴、基本操作、再生関連、ネット動画の4機能にゾーニングすることで操作性の向上を計っている。なおJX950とJX900の2モデルのリモコンは、ビエラとの接続をBluetoothで行っており、テレビに向けなくても操作可能となっている。

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