HUAWAI(ファーウェイ)は2021年の新製品6モデルを発表した。人気のワイヤレスイヤホンやウェアラブルウォッチ、タブレットといった製品群でそれぞれの型番と市場想定価格は以下の通り。

●ノイズキャンセリング対応ワイヤレスイヤホン
FreeBuds 4i 市場想定価格¥9,680(税込)
●ウェアラブルデバイス
Band 6 市場想定価格¥8,580(税込)
WATCH FIT Elegant Edition 市場想定価格¥19,800(税込)
●タブレット
MatePad T10 市場想定価格¥27,280(税込)
MatePad T10s 市場想定価格¥23,980(税込)
MatePad New 市場想定価格¥33,880(税込)

画像: ワイヤレスイヤホン「FreeBuds 4i」

ワイヤレスイヤホン「FreeBuds 4i」

 まずワイヤレスイヤホンについて、ファーウェイでは「FreeBuds Pro」「FreeBuds」「FreeBuds i」という3つのシリーズを発売しているが、今回のFreeBuds 4iは若者&エンタテインメントに向けたFreeBuds iシリーズの最新モデルとなる。

 一番のポイントはコンパクト&スタイリッシュで、イヤホン本体で約5.5g(片方)、充電ケースが約36.5gという軽量さを実現した。さらにこのコンパクトなイヤホン本体に直径10mmの高感度ポリマー振動板搭載ドライバーとアクティブノイズキャンセリング機能を内蔵した。

 ノイズキャンセリングは独自のビームフォーミング技術とAIノイズリダクション技術を組み合わせたもので、音楽を聴くことに集中できるよう配慮されている(ノイズキャンセリングの効果は最大35dB)。さらに通話時に有効なデュアルマイクノイズキャンセリングモードや、外音取り込みモードを搭載済みだ。

画像: ファーウェイが2021年新製品を発表。ワイヤレスイヤホン「FreeBuds 4i」やウェアラブルデバイス、10インチサイズのタブレットなどラインナップも充実

 BluetoothのコーデックはSBCとAACに対応済みで、再生周波数帯域は20Hz〜20kHz。バッテリー維持時間は、ノイズキャンセリング機能オンで約7.5時間(オフでは約10時間)、充電ケースの併用で最大約22時間(ノイズキャンセリング機能オフ)をクリアーしている。

 操作面では、同社のEMUI10.0以上のスマートフォンとの組み合わせた場合には、充電ケースを開くだけでペアリング画面が表示され、ワンタッチで接続できる。一度ペアリングが終われば、次からはケースを開くだけで自動接続される仕組みだ。

 カラリングは3色展開で、カーボンブラックとセラミックホワイトが4月20日、レッドは5月の発売予定。

画像: ウェアラブルデバイス「Band 6」

ウェアラブルデバイス「Band 6」

 ウェアラブルデバイスの「Band 6」は、24時間心拍数モニタリングや血中酸素濃度常時測定、睡眠モニタリングなどの健康管理や、96時間のワークアウトといった機能を内蔵している。

 今回は画面サイズが従来モデルの0.95インチから1.47インチに拡大され、視認性が大きく進歩した。その全面には指紋防止コーティングを施した曲面ガラスを備え、ケース部にはグラスファイバー強化ポリマーシェル、ストラップにはシリコン素材を使うなど肌に優しいプレミアムデザインが採用されている。

 バッテリー維持時間は通常使用で14日間、ヘビーユースで10日間を実現。本体カラーはグラファイトブラックが5月上旬、サクラピンク、アンバーサンライズとフォレストグリーンは5月以降の発売を予定している。

画像: プレミアムモデルの「WATCH FIT Elegant Edition」

プレミアムモデルの「WATCH FIT Elegant Edition」

 また今回、プレミアムモデルとして「WATCH FIT Elegant Edition」も発売された。こちらは1.64インチスクリーンを搭載したウェアラブルデバイスで、上質なガラス素材を備えた専用ステンレスボディとフッ素エラストマストラップで快適な装着性を実現している。

 基本的な機能はBand 6と同等で、さらに日の出、日の入り、月の出などがわかる屋外アシスタント機能も搭載している。バッテリー維持時間は通常使用で10日間。本体カラーはフロスティホワイトとミッドバイトブラックで、どちらも4月23日発売、アマゾン限定モデルだ。

画像: タブレット「T10」(左)と「T10s」(右)

タブレット「T10」(左)と「T10s」(右)

 タブレットの「T10s」「T10」はWi-Fi接続対応のMatePadシリーズで、T10sが10.1インチ(水平1920×垂直1200画素)、T10が9.7インチ(水平1280×垂直800画素)の画面サイズを搭載。同シリーズの特徴でもあるユニメタルボディも踏襲している。内蔵スピーカーはハーマン/カードン監修によるステレオスピーカーだ。

 ユニークな機能として、画面をふたつのエリアに分けてひとつのアプリを操作できる「スクリーン分割」を搭載している。例えばブラウザでふたつのショッピングサイトを並べて表示して価格の比較をするといった使い方も便利だろう。

画像: 「MatePad」の新製品となる64Gバイトモデル。写真のキーボード等は別売です

「MatePad」の新製品となる64Gバイトモデル。写真のキーボード等は別売です

 上位モデルとなるMatePad NewはCPUにKirin820を使い、RAMも4Gバイト、ROMは64Gバイトに強化されている。画面サイズは10.4インチ(水平2000×垂直1200画素)で、無線機能はWi-Fi6に対応した。

 T10s、T10、MatePad Newは3モデルとも4月23日に発売される。

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