エミライから、Noble Audioの新作ユニバーサルIEM「ZEPHYR」(ゼファー)が発売された。価格はオープンで、想定市場価格は¥198,000前後。

 ZEPHYRは、3ウェイ・3ドライバー仕様の製品で、マルチドライバーの基本とも言える、低域、中域、高域、それぞれの帯域に最適化したドライバーを割り当てているのが特徴。低域には10mm径のダイナミック型ドライバー(×1)を、中域と高域にはそれぞれバランスド・アーマチュア型ドライバー(×2)をあてがうことで、クロスオーバーネットワークを排し、各帯域の自然な音のつながりを実現。音楽的素養=音像定位、分解能といった要素を高い次元でまとめているという。そのBAドライバーには、世界的に定評のある米Knowles Corporation製を採用している。

 筐体はオールアルミニウム製で、キャビネットからノズルに至るまで美しく形作られたアルミの質感が楽しめるようになっている。一方、フェイスプレートにはマトリックス構造(ハニカム構造のようなデザイン)の樹脂製パーツが組み合わされ、その光沢の煌めきによって、耳元をおしゃれに彩るようデザインされている。

 ケーブルは脱着が可能で、コネクターはカスタム2ピン、プラグは3.5mmステレオミニとなる。付属のケーブルについては、8芯構造のOCCケーブルが組み合わされている。

ZEPHYRの主な仕様
ドライバー数:3基
ドライバー構成:低域用10mm径ダイナミックドライバー1基、中域用Knowles製BAドライバー1基、高域用Knowles製BAドライバー1基
クロスオーバーネットワーク:クロスオーバーレス
インピーダンス:35Ω以下
コネクター:2-pin/0.78mm規格
プラグ:3.5mmステレオミニ

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