エミライから、AurenderのCDリッピングサーバー「ACS10」が本日3月19日に発売される。価格は¥847,000(税別)。

画像1: Aurender、CDリッピング機能付きミュージックサーバー「ACS10」を発売。ストレージは16TB HDD、キャッシュは240GB SSDを内蔵
画像2: Aurender、CDリッピング機能付きミュージックサーバー「ACS10」を発売。ストレージは16TB HDD、キャッシュは240GB SSDを内蔵

 ACS10は、CDリッピング用のCDドライブ、16TBものストレージ(HDD)、キャッシュ用のSSD(240GB)などを搭載し、ミュージックストリーマーとして、あるいは単体のサーバーとして使える製品。Aurender製ネットワークオーディオ機器と組み合わせることで、本機をいわゆるNASのような存在となる。

 CDドライブには、TEAC製ROMを搭載し、オリジナルのリッピングアルゴリズムによって高精度な信号の読み取りが可能になるという。

 ストレージには、8TB仕様の3.5インチドライブを2基搭載し、キャッシュ用に240GBのSSDを組み合わせることで、ジッターやノイズなどを遮断する構造としている。

画像3: Aurender、CDリッピング機能付きミュージックサーバー「ACS10」を発売。ストレージは16TB HDD、キャッシュは240GB SSDを内蔵

 リニア電源には、同社ネットワークトランスポートなどと同様に、無停電電源装置(UPS)機能も備えており、不意の停電から、HDDやSSDなどに格納されているたいせつなデータを守ることができるよう設計されている。

 また、LANポートはオーディオ用に設計された二重絶縁仕様で、LANからの外来ノイズの混入を厳重に防ぐようになっている。加えて、本機をネットワークハブとして使えるように、LAN端子を2系統装備している点も注目だろう。

 操作性の面でも使い勝手のよさは追求されていて、同社のコントロールアプリ「Aurender Conductor」に対応するのはもちろん、リッピングした楽曲データの編集用に「ACS Manager Companion」も用意されている。同アプリでは、CDリッピング環境の設定、重複チェック、スマートタグエディタなどの設定が手元で行なえるようになる。

 その他、オーディオ専用USBポートも搭載し、別途USB DACと接続することで、PCMは768kHz/32bit、DSD512(DoPは最大256)のデジタル音源の送出も行なえるようになっている。

画像4: Aurender、CDリッピング機能付きミュージックサーバー「ACS10」を発売。ストレージは16TB HDD、キャッシュは240GB SSDを内蔵

ACS10の主な仕様
対応フォーマット:DSD、WAV、FLAC、AIFF、ALAC、M4A、APEほか
対応サンプリングレート:PCM 最大768kHz/32bit、DSD512(22.4MHz)
楽曲保存用ストレージ:16TB
再生キャッシュ用SSD:240GB
電源:UPS機能付きリニア電源
ディスプレイ:4インチ液晶
デジタルオーディオ出力:USB Audio Class2.0
LAN端子:二重絶縁LAN端子×1、データ用×2
デジタルデータ用端子:USB 3.0(Type-A)×1
消費電力:定格16.5W
寸法:W430×H96×D355mm
質量:12.3kg

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