ユキムから、ELACのスピーカーシステム新製品「VELA FS 408」が発売される。定価¥850,000(ペア、税別)で12月1日の登場予定。カラリングはハイグロス・ブラックとハイグロス・ホワイトを準備している。

 FS 408は、ELACの最新トレンドVELA 400 LINEの最新モデルとなる。フラッグシップ「FS 409」と同様の大型エンクロージャーにJET Vトゥイーターと180mmウーファーをダブルで搭載。FS 409との外観上の違いは、ミッドレンジドライバーがなく、高さが165mm低くなっている点くらいだ。

 VELA 400 LINEはJET Vトゥイーターを搭載した同社の最新主力ラインアップだ。2018年11月にブックシェルフ型の「VELA BS 403」とフロア型「VELA FS 407」、センタースピーカー「VELA CC401」をリリース。翌年2月に「VELA FS 409」がリリースされている。

 フロントバッフルを3度スラントさせて時間軸の整合を図ったエンクロージャーは、アルミダイキャストの堅牢なベース部にマウント。フレアー型のグラスファイバー製バスレフポートを底面に向かって取り付けることで、壁反射の影響を受けにくくしている。エンクロージャー内部に発生する強力なエネルギーを受けとめるため本体天面とスピーカーターミナルには、アルミ製プレートが採用された。

 JET Vは、ELACのアイデンティティとも言えるベンディングウェーブ方式のトゥイーターで、一般的な25mm径ドーム型の10倍の振動板面積を持つ。JET V最大のメリットは、高いパワー・ハンドリングにある。VELAはこのJET Vに新たにデザインされたウェーブガイドを装着し、理想的な放射特性を得ている。

 低域を受け持つAS-XR(アルミ・サンドウィッチ・クリスタルライン)ウーファーは、エッジであるラバー・サラウンドを拡大し、可動域の広いロングストロークボイスコイルのレスポンスを高め、パワーハンドリング性能を向上させている。FS 408にはFS 409と同様に180mm口径ドライバーが搭載され、2基のウーファーをスタガー駆動させることで、深く俊敏な中低音を再現している。

「VELA FS 408」の主なスペック

●型式:2.5ウェイ3スピーカー・バスレフ型
●使用ユニット:JET Vトゥイーター、180mm AS-XRコーン型ウーファー×2
●能率:88.5dB/2.83V/m
●インピーダンス:4Ω
●再生周波数帯域:28Hz〜50kHz
●クロスオーバー周波数:450/2,550Hz
●入力:150W(定格)/220W(最大)
●寸法/質量:W276×H1,142×D332mm/27.1kg

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