画像1: 【トライオード】Stereo Sound 217号(12月10日発売)「誌上東京インターナショナルオーディオショウ2020特集企画」先行配信

今冬の各社注目製品

残念ながら2020年度の開催が中止となった「東京インターナショナルオーディオショウ」。
しかしながら、今年も各社から魅力的な製品の数々がリリース予定。そこで、Stereo Sound 217号(12月10日発売)では、楽しみにしていたオーディオファイルの方々に向け、「誌上TIAS2020」と題して、メーカー/輸入商社ごとに各社の《この冬の注目製品》をご紹介する特集企画を用意。今回は誌面に先立ち、WEB上でその内容を一部、先行公開する。

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トライオード編

 

 

845真空管の魅力を引き出すA級プリメインアンプ

 1994年設立のトライオードは、「できるだけ多くの人にオーディオを楽しんでほしい」という山﨑順一代表の思いから、コストパフォーマンス重視の製品が中心となっている。そのなかにあっては高級機と言っていい「JUNONE845S」は、昨年の創立25周年記念モデル「MUSASHI」「TRZ-300W」に続くプリメインアンプの新製品で、JUNONEシリーズとしては20周年記念モデルのプリアンプ「JUNONE Reference One」に続く第2弾となる。実は本機も先の2モデルと同じく25周年記念モデルとして登場するはずだったが、「845真空管本来の魅力を引き出すのに2年の開発期間を要した」(山﨑氏、以下同)のだという。

 

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株式会社トライオード 代表取締役 山﨑順一 氏

 

 

「真空管アンプといえば、従来は『こってりとした厚みのある音が聴きたい』とおっしゃる方が多かったのですが、ハイレゾファイルの浸透によって求められる音も変ってきました。MUSASHIはそんな時代に対する弊社なりの回答だったのですが、本機でもそれは同様で、845でいかに現代的な音を鳴らすかが大きなテーマでした」

 パワー段は大型出力管845のA級シングル構成で、定格出力は22W×2(8Ω)。電源部は、大型トロイダルトランスと倍電圧回路などで構成された強力型だ。また、通常は出力管として使われるプスヴァンWE300Bをドライバー管として使っていることも特徴で、この組合せにより845らしい力強いサウンドを実現するという。845の抜き差しや長期使用による根本のグラつきを防ぐ特注の高精度ソケットも新採用。プリ段をスルーしてパワーアンプとして使えるMAIN IN入力の装備も嬉しい。なお、単品販売されている電源ケーブル(TR-PS2)が標準装備されている。

 25年にわたって約85モデル以上の真空管アンプを製作してきた同社だが、本機については「知見を持つ店員さんの説明をしっかり聞いて使ってほしい」という思いからネット販売を行なわず、一定の条件を満たした「トライオードプレミアムショップ」約70店舗のみでの取り扱いとなる。

 

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プリメインアンプ JUNONE845S
¥880,000・税別(2020年11月発売)

 

 

 

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