Bang & Olufsenから、小型Bluetoothスピーカー「Beolit 20」が発売される。価格は¥54,455(税別)で、カラリングはチャコールブラックとミストグレーの2色を準備。B&O専門店、正規オンラインショップではチャコールブラックを11月7日から、ミストグレーは12月下旬から販売する。家電量販店での販売はどちらも12月下旬を予定。

 Beolit 20は、1939年に発表されたヘリテージモデルまで遡る伝統的なBeolitデザインを継承した最新モデルだ。携帯性に富んだ筐体から、トレードマークのパワー溢れるサウンドを再生。また今回バッテリー性能を改善し、Qi規格の無線給電機能がトップトレイに搭載されている。

画像: Bang & Olufsenが「Beolit 20」を発表。手軽に持ち歩けるサイズで、パワフルな音を聴かせるBluetoothスピーカー。今回はQiにも対応

 Bang & Olufsenのプロダクトマネジメントの責任者クリストファー・ポールセン氏によると、Beolit 20は一日中連続で使われることが多いので、バッテリー性能を向上させる事に重点を置き、中程度のボリュウムであれば連続再生時間を前モデルより30%向上させたという。またQi規格の無線給電機能を新たに加える事で、スマートフォンなどのモバイルデバイスをいつでもどこでも充電できるようになっている。

 またBeolit 20は、アイコニックなデザインシルエットを継承しつつ、新たに幾つかの改善が施された。グリルの貫通孔パターンはモダンデザインの解釈によってリファイン、斜線状に配された貫通孔のデザインと丸みをおびたコーナーは独自のダイナミックな印象を与え、同時に音響性能の最大化にも貢献しているという。透過性も45%改善され、明瞭な輪郭のサウンドを獲得している。

 また持ち運びやすいサイズの本体に、5.5インチ広帯域ロングストロークウーファーと、3基の1.5インチ中高域ドライバー、2基の4インチパッシブラジエーターを搭載。35W×2のクラスDアンプとの組み合わせで、低域77dB、および中高域93dBのパフォーマンスを達成した。再生周波数帯域は37Hz〜20kHzをクリアー。

 この駆動システムと、B&Oの音響エンジニアによって丹念にチューニングされた本格的なサウンドと独自のTure 360°無指向性サウンド技術によって、どんな空間でも臨場感溢れるサウンドを再現できるスペックを身につけている。

画像: 天面には給電箇所を示す円状マークがデザインされており、ここにQi対応デバイスを載せるだけで充電が可能

天面には給電箇所を示す円状マークがデザインされており、ここにQi対応デバイスを載せるだけで充電が可能

 バッテリー性能は前モデル比で約50%向上。1回のフル充電で、中程度のボリュウムで約8時間、BGM程度であれば約37時間の連続再生時間を実現している。

 なおBeolit 20は、ワイヤレスのステレオペアリングにも対応済みで、B&O APPで簡単に設定できる。もう一台のBeolit 20、もしくは前モデルの「Beolit 17」と接続して迫力のあるステレオサウンドを楽しめるわけだ。

「Beolit 20」の主なスペック

●使用ユニット:5.5インチ広帯域ロングストロークジューファー、1.5インチ中高域ドライバー×3、4インチパッシブラジエーター×2
●内蔵アンプ:35WクラスDアンプ×2(中高域と低域用)
●再生周波数帯域:37Hz〜20kHz
●出力音圧レベル:93dB
●Bluetooth対応コーデック:SBC、AAC
●バッテリー容量:3,200mAh
●連続再生時間:中程度のボリュウムで最大約8時間、BGM程度で最大約31時間
●消費電力:約30W(待機時0.5W)
●寸法/質量:W230×H189×D135mm/2.7kg

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