画像: ↑L1 Proポータブルラインアレイシステム (写真左より、「L1 Pro8」「L1 Pro16」「L1 Pro32」「Sub1」「Sub2」)

↑L1 Proポータブルラインアレイシステム
(写真左より、「L1 Pro8」「L1 Pro16」「L1 Pro32」「Sub1」「Sub2」)

5種類の新たなボーズのポータブルPA製品が、驚異的な明瞭さと低音、ミキサーのワイヤレスコントロール、省スペースのレーストラック型デザインなど、最先端の機能を提供する

 Bose Professionalは、今回、Bose L1 Proポータブルラインアレイシステムを発表した。これは、17年前にボーズがL1のオリジナルモデルをリリースしたことで作られたポータブルラインアレイというPAカテゴリーを、もう1つ上のレベルに引き上げる製品となりそうだ。

 「L1 Pro8」、「L1 Pro16」、「L1 Pro32」の3つの新しいシステムと2つの選べるサブウーファーが、180°の広い水平カバレージに加えて、優れた明瞭性と音質を提供する。「L1 Pro8」、「L1 Pro16」、および「Sub1/Sub2」モジュラーサブウーファーに内蔵された独自のレーストラック型ウーファーデザインが、コンパクトでありながら豊かな低音を実現。移動、持ち運び、ステージでの設置が格段に容易となった。内蔵のマルチチャンネルミキサーがEQ、リバーブ、およびファンタム電源を提供し、Bluetoothストリーミング機能とToneMatchカスタムEQプリセットの豊富なライブラリへのアクセスにより、レコーディングスタジオなみの音質でのパフォーマンスを可能にする。

 3つの新しいポータブルPAシステムは、アーティストに選択肢を提供し、さまざまなスタイルやオーディエンスに適合するとともに、今日の世界中の会場やオンラインプラットフォームでライブミュージックやサウンド体験を創出するクリエイターに、創造力をもたらすソリューションを提供する。小規模な会場に最適で、ウルトラコンパクトな「L1 Pro8」、小~中規模の空間で優れた性能を発揮する、ポータビリティと迫力を両立した「L1 Pro16」、そして大規模な会場でシリーズ最高のパフォーマンスを誇るポータブルシステム、「L1 Pro32」。各システムは収納、運搬、セットアップが容易なモジュラーデザインを採用し、サイズを超えた驚きの音響性能を実現している。

ポータビリティを妥協することなく、これまで体験したことのない出力と豊かな低音を提供

 「新しいL1 Proシリーズは、ステージでのパフォーマンスとコントロール、そしてどこへでも持ち運べるポータビリティの理想的なバランスを実現しています」と、Bose ProfessionalのポータブルPAカテゴリーマネージャー、クレイグ・ジャクソンは述べている。「ボーズは、オリジナルのL1システムで高い評価を得た特長を、あらゆる面で改良することに注力してきました。L1 Proシリーズは、ポータビリティを妥協することなく、これまで体験したことのない出力と豊かな低音を提供します。また、入出力を拡張し、ToneMatchテクノロジーを内蔵したことで、ユーザーが楽器やマイクのサウンドをすばやく最適化することができます。さらに、新しいL1 Mixアプリを使うことで、モバイル機器からミックス機能をすべてコントロールできます。L1 Proシリーズを発表できることをとても嬉しく思います。お客様に体験していただくのが待ちきれません」と同氏のコメント。

 Bose L1 Proポータブルシステムは、L1 Mixアプリに対応している。このアプリでは、直観的ですぐに使える操作性に加えて、手元からワイヤレスでコントロールできるため、その場で細かく調整することが可能。パフォーマーがステージからスマートフォンやタブレットでミキサー設定を調整したり、会場を歩き回りながらミックスを確認し、その場で微調整をすることも容易。また、アプリを使って音量やトーンの設定を変更することも可能。LEDエンコーダーが連動し、ミキサーとアプリが常に同期する。

画像: ポータビリティを妥協することなく、これまで体験したことのない出力と豊かな低音を提供

「L1 Pro8」:希望小売価格148,000円(税抜/1台)

画像: ↑「L1 Pro8」

↑「L1 Pro8」

・「L1 Pro8」は、重量わずか17.7 kgで、驚くほどポータブル。コーヒーショップやカフェなどの小規模な会場に最適で、スリムで美しいデザインを採用し、シンプルなセットアップでクリアな音質を実現している。「L1 Pro8」は、最もポータブルなL1 Proシステムとなっている。

• 8個の2インチネオジウムドライバーを搭載したC字型アーティキュレーテッドラインアレイを備え、180°の水平カバレージとワイドな垂直放射で、小~中規模の会場に最適。着席でもスタンディングでも、会場の隅々までオーディエンスにクリアな音を届ける。

• ハイエクスカーションレーストラック型ドライバーを備えた7インチ×13インチサブウーファーを内蔵。コンパクトなサイズで従来の12インチウーファーに匹敵するパフォーマンスを実現。

「L1 Pro16」 : 希望小売価格200,000円(税抜/1台)

画像: ↑「L1 Pro16」

↑「L1 Pro16」

 「L1 Pro16」は、迫力とポータビリティを両立し、パワフルな出力と低音域の拡張を実現したバランスのよいシステム。わずか24.4 kgの重量で、クラブやバーなど、小~中規模の会場でのDJ、シンガーソングライター、小グループのパフォーマンスに最適。

• 16個の2インチアーティキュレーテッドネオジウムドライバーを搭載したJ字型ラインアレイを備え、180°の水平カバレージ、タイトな上部垂直コントロール、ワイドな下部放射で、中~大型の会場に最適。フロアに設置しても、せり上がったステージに設置しても、会場の隅々までオーディエンスをカバーする。

• ハイエクスカーションレーストラック型ネオジウムドライバーを備えた10インチ×18インチサブウーファーを内蔵。コンパクトなサイズで従来の15インチウーファーに匹敵するパフォーマンスを実現。

L1 Pro32 + Sub1 : 希望小売価格330,000円(税抜/1台)
L1 Pro32 + Sub2 : 希望小売価格380,000円(税抜/1台)

画像: ↑写真は「L1 Pro32」 +「 Sub2」を2台重ねた状態

↑写真は「L1 Pro32」 +「 Sub2」を2台重ねた状態

 「L1 Pro32」はシリーズ史上最も高性能なL1ポータブルラインアレイで、重量わずか13.0 kgのポータブルPAの最上位機種。「Sub1/Sub2」モジュラーサブウーファーは、それぞれ重量16.1 kgと23.4 kgと、高い性能を発揮しつつ、パワーとポータビリティを両立している。「L1 Pro32」は、クリアな音質と高い出力を実現。結婚式、クラブ、フェスティバルといった中~大規模の会場やイベントでのDJ、シンガーソングライター、バンドのパフォーマンスに最適な、パワフルな低音を備えたポータブルPAシステムとなっている。

• 32個の2インチアーティキュレーテッドネオジウムドライバーを搭載した直線型ラインアレイを備え、180°の水平カバレージに加え、離れた場所でのL1史上最も集約された垂直指向特性と最も高い音圧レベルで、大型の会場に最適。会場の隅々まで、複雑な音のディテールと明瞭さ、一貫性を実現している。

尚、「Sub1」及び「Sub2」に関しては単体での購入も可能。従来の「S1 Pro system」などとの組合せも可能となっており、本製品を追加することにより低音域を補う事も想定できる。

←「Sub1」希望小売価格100,000円(税抜/1台)

←「Sub2」希望小売価格150,000円(税抜/1台)

• 付属のケーブル1本でBose Sub1/Sub2パワードベースモジュールとの組み合わせが可能。SubMatch接続を使用して、電源供給とオーディオ接続が同時に行える。

画像: L1 Pro32 + Sub1 : 希望小売価格330,000円(税抜/1台) L1 Pro32 + Sub2 : 希望小売価格380,000円(税抜/1台)

• 2台のSub1またはSub2サブウーファーを同時に使用することで、より豊かな低音を実現。カーディオイドモードで使用すれば、低音を集約して指向性を前方に向けることが可能で、後方へのエネルギー放出を低減し、フィードバックを抑制する。

 各L1 Proシステムにはミキサーを内蔵。あらゆる楽器、マイク、およびその他のソースを簡単に接続できる。ファンタム電源対応のコンボ入力(XLR-1/4インチ)×2、1/4インチおよび1/8インチ(3.5 mm)AUX入力ジャックを装備。自照式ロータリーエンコーダーからも、各チャンネルの音量、トーン、リバーブをすぐに調整可能。さらに、専用のToneMatchポートを使用して、楽器や音源を追加することもできる。

 L1 Proポータブルラインアレイシステムは、全モデル2021年2月の発売予定となっている。

画像: L1 Proポータブルラインアレイシステムは、全モデル2021年2月の発売予定となっている。

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