キヤノンから、外部ストロボの新製品「スピードライト EL-1」が2021年2月上旬に発売される。価格は¥128,000(税別)。

 スピードライト EL-1(以下、EL1)は、キヤノン外部ストロボのフラッグシップモデル。2016年発売の「スピードライト 600EX II-RT」の上位モデルとなる。

 一番の特徴は、同社外部ストロボとして、初めてリチウムイオンバッテリーを搭載したこと。大電流の放電が可能なバッテリーと、ストロボ部分のパーツの耐久性向上とをかけ合わせ、発光量の安定性や連続発光性能を高めているのが特徴となる。プロからハイアマチュアまで、ストロボの使用頻度の高いユーザーの声に応えて製品化された。

スピードライト EL-1の主な特徴
・発光量の安定化と連続発光性能の向上
 新開発の高耐久キセノン管により、発光量のばらつきを抑制し、安定した発光を実現。また、温度上昇を抑制する新開発のアクティブクーリングシステムの搭載で、連続発光回数約160回も実現している。

・新リチウムイオンバッテリーの採用
 大電流の放電が可能な新リチウムイオンバッテリー「LP-EL」の採用により、発光後、ストロボ充電完了まで充電時間約0.1~0.9秒の高速充電や、フル充電時に約335回の1/1発光も実現している。

 なお、600EX II-RT+CP-E4N(バッテリーパック)の組み合わせよりも速い、高速充電が可能という。

 ちなみに、バッテリーチャージャーはEOS R5/R6などと共用できる「LC-E6」を採用している。

・新開発のキセノン管と発光制御の精度向上により、マニュアル発光時に最小1/8192の安定した微小発光を実現

・上方向のバウンス角度が従来の90°から120°に拡大

・最大ガイドナンバー約60の発光量を実現

・温度上昇を抑制するアクティブクーリングシステムを備えながらも防じん・防滴構造を採用

・カメラ側のボタンに「ストロボ機能設定」を割り当てることが可能(EOS-1D Mark III以降のEOSシリーズカメラ)

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