トライオードから、電源ケーブルの新製品「TR-PS2」が、7月17日に発売される。価格は¥20,000(税抜)。

 TR-PS2は、アンプと組み合わせて使うことを想定して作られた3P式の電源ケーブルで、アンプ本来の性能を引き出すように設計されているのが特徴。

 銅線の素材には、ディップフォーミング無酸素銅(DF-OFC)を用い、さらにHSE処理を施すことによって、自然でありながら、瞬発力のあるサウンドを実現しているという。

 ケーブル両端には、導体の酸化を防ぐためにモールドタイプのプラグ、ソケットを採用している(3Pタイプ)。なお、3P-2Pの変換プラグも付属する。

ディップフォーミング無酸素銅(DF-OFC)とは
ディップフォーミング方式とはアメリカGE社が開発した銅線の製造方法で、素材の銅を中心から外側に向かって凝固させることで、銅中のガスや酸素が抜けやすく鋳造欠陥ができにくい製造方法。その工程は酸化防止のため真空中または窒素ガス中など空気と完全に遮断された環境で行なわれる。製造された銅線は、表面が滑らかで、銅粉が少なく、加工性にも優れるという。

HSE処理とは
「超飽和電流型ケーブル活性装置」=「Hyper Saturated Energizer」(ハイパー・サチュレーテッド・エナジャイザー)の頭文字HSEを取った処理方法。プログラムされた直流~100kHzまでの広帯域な信号や、特殊な電流を導体に一定時間流すことにより、ケーブル導体を活性化すると同時に、導体周囲の絶縁物層のストレスを解消するエージング処理のこと。

TR-PS2の主な仕様
対応電圧/電流:AC100V/15A
ケーブル長:2.0m
導体:ディップフォーミング無酸素銅(DF-OFC)
導体処理:HSE(Hyper Saturated Energizer)処理(スタンダード)
構造:3芯
被覆:ウルトラフレックスPVC
端末:C13タイプ3Pモールドソケット、タイプB 3Pモールドプラグ
付属品:3P-2P変換プラグ

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