サイラスから、Oriolusの新製品3モデルが発表された。型番と価格は以下の通りで、すべて7月31日に発売される。

ポータブルアンプ「BA20」 ¥32,000(税別)
ポータブルDAC「BD20」 ¥47,000(税別)
ポータブルイコライザー(アナログ)「SE 02」 ¥25,000(税別)

画像: ポータブルアンプ「BA20」。写真左が出力端子側で、右が入力端子

ポータブルアンプ「BA20」。写真左が出力端子側で、右が入力端子

 まずポータブルアンプのBA20は、オペアンプが交換可能な構造を採用した点がポイントだ。3段ゲイン切替機能、内外部電力供給切替機能も搭載する。入出力とも4.4mmバランスシステムに完全対応している。

「BA20」の主なスペック

●周波数特性:10Hz〜20kHz(+/-0.5dB)
●S/N:-117dB
●全高調波歪率+ノイズ:0.0005%
●接続端子:アナログ入力2系統(4.4mm Line-In/Balanced、3.5mm Line-In/Unbalanced)、アナログ出力2系統(4.4mm Phone-Out/Balanced、3.5mm Phone-Out/Unbalanced)
●最大出力:220mW+220mW@32Ω
●出力インピーダンス:0.2Ω
●ヘッドホンインピーダンス:8〜600Ω
●ゲイン:+3dB/0dB/+9dB
●充電時間:連続4時間
●連続再生時間:連続15時間
●寸法/質量:W55.6×H20.6×D132mm/180g

画像: ポータブルDAC「BD20」

ポータブルDAC「BD20」

 続いてポータブルDACのBD20は、ESS社フラッグシップDACチップのES9038proを搭載するハイエンドモデルとなる。フルバランスDAC回路を採用し、XMOS搭載でリニアPCMは最大768kHz/32ビット、DSD512まで再生可能だ。USB、SPDIF(同軸・光)デジタル通信方式対応・4.4mmバランスアナログ信号出力搭載

「BD20」の主なスペック

●DACチップ:ESS製ES9038PRO
●対応サンプリング周波数/量子化ビット数:リニアPCM 最大768kHz/32ビット、DXD 352.8kHz/32ビット、DSD512(ネイティブ)
●周波数特性:20Hz〜20kHz (+/-0.1dB)
●S/N比:-118dB
●オペアンプ種類:交換式オペアンプ
●接続端子:デジタル入力1系統(光)、USB-C (OTG)、アナログ出力2系統(4.4mm Line-Out/Balanced、3.5mm Line-Out/Unbalanced)
●充電時間:連続4時間
●連続再生時間:連続10時間
●寸法/質量:W55.6×H20.6×D132mm/175g

画像: ポータブルイコライザーの「SE02」

ポータブルイコライザーの「SE02」

 最後のポータブルイコライザーSE02は、本体天面につまみを備えた、アナログ式イコライザー回路を搭載した製品だ。左右チャンネル別に5種類のバンドパスフィルターを搭載、バイパスとEQ切替え機能も備えている。

「BE20」の主なスペック

●周波数特性:10Hz〜22kHz(+/-1dB)
●S/N:-110dB
●全高調波歪率+ノイズ:0.005%
●接続端子:アナログ入力(4.4mm Line-In/Phone-In/Balanced)、アナログ出力(4.4mm Line-out/Phone-Out/Balanced)
●最大出力:280mW+280mW@32Ω
●ヘッドホンインピーダンス:8〜300Ω
●EQ Range (63Hz、330Hz、1kHz、3.3kHz、10Khz):+/ー8dB
●充電時間:連続4時間
●連続再生時間:連続14時間

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