ナスペックから、イギリス、モニターオーディオのスピーカー「New Bronze」シリーズの第6世代が発表された。Bronzeシリーズは、同ブランドでも人気が高く、ハイ・コストパフォーマンスを誇るエントリーシリーズだ。第6世代Bronzeシリーズのラインナップと税別価格は以下の通り。すべて7月17日の発売を予定している。

●ブックシェルフフスピーカー
BRONZE50-6G ¥60,000(ペア)
BRONZE100-6G ¥75,000(ペア)
●トールボーイスピーカー
BRONZE200-6G ¥140,000(ペア)
BRONZE500-6G ¥175,000(ペア)
●センタースピーカー
BRONZE C150-6G ¥45,000(1本)
●サブウーファー
BRONZE W10-6G ¥120,000(1本)
●サラウンドスピーカー
BRONZE FX-6G ¥70,000(ペア、Black/Whiteのみ)
●イネーブルドスピーカー
BRONZE AMS-6G ¥70,000(ペア、Black/Whiteのみ)
●スピーカーマウント
FIX-M ¥9,000(1本、Black/Whiteのみ)
※注記のないモデルはBlack/Urban Grey/White/Walnutをラインナップ

画像: モニターオーディオ「Bronze」シリーズの第6世代ラインナップが8モデル登場。トゥイーター、ウーファーの音を進化させる技術を新搭載し、マルチチャンネル再生にも鉄壁の布陣を誇る

 第6世代Bronzeシリーズは、上位機種の技術に加えてNew Bronzeシリーズ独自の魅力を備えている。C-CAM(Ceramic-Coated Aluminium Magnesium)は、トゥイーターに放射特性をコントロールするUD(Uniform Dispersion)ウェーブガイド、ウーファーにDCM(Damped Concentric Mode)テクノロジーと、全シリーズを通して初導入された技術によって、さらなる音質改善を目指した。デザインも一新され、フロントバッフルのサテン仕上げをベースとし、質感もグレードアップさせている。

 また今回、ドルビーアトモスのイネーブルドスピーカー用として「BRONZE AMS」を追加。センター、サラウンド、サブウーファーと組み合わせて、マルチチャンネルのエントリースピーカーとして完璧な布陣を敷いている。またBRONZE50-6Gと組み合わせて使えるスピーカーマウントの「FIX-M」も同時発売される。

 第6世代Bronzeシリーズの主な特長は以下の通り。

●トゥイーター
 航空宇宙産業用に開発されたアルミ・マグネシウム合金にセラミック処理を施したC-CAM(Ceramic-Coated Aluminium Magnesium)振動板を採用。特性改善のためにゴールド・コーティングが施され、ドームの形状及び駆動機構に微細なチューニングを加え、ブレークアップポイントを可聴帯域外に追いやる事を可能している。

 第6世代Bronzeシリーズは、新たにUDウェーブガイドを新搭載。FEA(有限要素解析)を用いることにより設計され、トゥイーターから発せられる音の放射特性をコントロール。トゥイーターの音域全体においてフラットで優れた放射特性を得ながら、クロスオーバー付近の帯域の指向性も向上させた。

●ミッドバス
 C-CAM振動板を使ったミッドドライバーも第6世代に進化。新開発のDCMテクノロジーでは、FEAモデリングによってコーンとエッジの接合面の形状を最適化。ダイアフラムの振幅に対するダンピング特性を著しく向上させている。

 コーンは直線部を持った円錐状に加工され、振動板のブレイクアップ・ポイントによって生じる共振のポイントをコントロールしている。優れた減衰特性を実現することで歪みとカラレーションも劇的に減少させている。

●パンチングメタル・グリル
 高い透過性とデザイン性を併せ持った、ハニカム状パターンのパンチングメタル・グリルを採用。

●アウトトリガー・フィート
 フロアスタンディングモデルではベース部にもメスを入れ、頑丈なスチール製アウトリガー・フィートを新採用。より高い安定性を獲得している。スパイクとラバー・フィートを選べる2ウェイ設計で、設置場所を選ばず、利便性にも配慮した。

「第6世代Bronzeシリーズ」の主なスペック

画像: 左が「BRONZE 50-6G」のブラックで、右は「BRONZE 100-6G」のアーバングレイ

左が「BRONZE 50-6G」のブラックで、右は「BRONZE 100-6G」のアーバングレイ

BRONZE 50-6G
●形式:2ウェイ2スピーカー、バスレフ型
●使用ユニット:25mmドーム型トゥイーター、140mmコーン型ウーファー
●再生周波数帯域(-6dB):40Hz〜30kHz
●能率(2.83v@1m):85dB
●インピーダンス:8Ω
●クロスオーバー周波数:2,500Hz
●寸法/質量:W166×H281×D268mm/5.0kg

BRONZE 100-6G
●形式:2ウェイ2スピーカー、バスレフ型
●使用ユニット:25mmドーム型トゥイーター、200mmコーン型ウーファー
●再生周波数帯域(-6dB):37Hz〜30kHz
●能率(2.83v@1m):87dB
●インピーダンス:8Ω
●クロスオーバー周波数:2,200Hz
●寸法/質量:W231×H376×D328mm/7.8kg

画像: 左が「BRONZE 200-6G」のウォールナットで、右は「BRONZE 500-6G」のホワイト

左が「BRONZE 200-6G」のウォールナットで、右は「BRONZE 500-6G」のホワイト

BRONZE 200-6G
●形式:2.5ウェイ3スピーカー、バスレフ型
●使用ユニット:25mmドーム型トゥイーター、140mmコーン型ウーファー×2
●再生周波数帯域(-6dB):35Hz〜30kHz
●能率(2.83v@1m):88dB
●インピーダンス:8Ω
●クロスオーバー周波数:700Hz/2,400Hz
●寸法/質量(ベース部含む):W229×H909×D304mm/12.8kg

BRONZE 500-6G
●形式:2.5ウェイ3スピーカー、バスレフ型
●使用ユニット:25mmドーム型トゥイーター、200mmコーン型ウーファー×2
●再生周波数帯域(-6dB):32Hz〜30kHz
●能率(2.83v@1m):90dB
●インピーダンス:8Ω
●クロスオーバー周波数:550Hz/2,700Hz
●寸法/質量(ベース部含む):W294×H974×D364mm/18.0kg

画像: 左が「BRONZE C150-6G」のブラックで、右は「BRONZE W10-6G」のホワイト

左が「BRONZE C150-6G」のブラックで、右は「BRONZE W10-6G」のホワイト

BRONZE C150-6G
●形式:2ウェイ3スピーカー、密閉型
●使用ユニット:25mmドーム型トゥイーター、140mmコーン型ウーファー×2
●再生周波数帯域(-6dB):66Hz〜30kHz
●能率(2.83v@1m):88dB
●インピーダンス:8Ω
●クロスオーバー周波数:2,700Hz
●寸法/質量:W451×H166×D228mm/7.0kg

BRONZE W10-6G
●形式:アンプ内蔵サブウーファー・密閉型
●使用ユニット:250mmコーン型ウーファー、250mm ABR(auxiliary bass radiator)
●下限周波数:28Hz
●カットオフ周波数上限:50Hz〜120Hz可変
●接続端子:LFE入力(RCA)×1、ステレオ入力(RCA)×1
●内蔵アンプ:220WクラスD
●消費電力:最大:300W(待機時0.5W以下)
●寸法/質量:W321×H366×D364mm(突起部含む)/13.4kg

画像: 左が「BRONZE FX-6G」のブラックで、右は「BRONZE AMS-6G」のホワイト

左が「BRONZE FX-6G」のブラックで、右は「BRONZE AMS-6G」のホワイト

BRONZE FX-6G
●形式:2ウェイ3スピーカー、密閉型
●使用ユニット:25mmドーム型トゥイーター×2、140mmコーン型ウーファー
●再生周波数帯域(-6dB):74Hz〜30kHz
●能率(2.83v@1m):86dB
●インピーダンス:8Ω●クロスオーバー周波数:2,800Hz
●寸法/質量:W284×H287×D124mm/3.9kg
※ダイポール/バイポール切り替え式

BRONZE AMS-6G
●形式:2ウェイ2スピーカー、密閉型
●使用ユニット:25mmドーム型トゥイーター×2、100mmコーン型ウーファー
●再生周波数帯域(-6dB):105Hz〜30kHz
●能率(2.83v@1m):86dB
●インピーダンス:8Ω
●クロスオーバー周波数:2,500Hz
●寸法/質量:W166×H152×D242mm/2.5kg

FIX-M
●対応製品:Bronze 50-6G、Monitor 50、Radius 45、Radius 90、Bronze 1、MASS 10、MASS Centre
●スチールバー長さ:115mm(壁面より約128.8mm)、65mm(壁面より約79.3mm)
●寸法/質量:W97×H97×D30mm/340g

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