第1位:JVC DLA-V9R
¥2,000,000+税
2019年10月上旬にアップロードされた最新ファームウェア「Frame Adapt HDR」の効能がすばらしい。HDR10コンテンツのスタティック・メタデータに頼らず、フレームごとの最大輝度を独自のアルゴリズムで解析、最適なダイナミックレンジを設定するというものだが、この最新機能を得て高級レンズを奢った本機の魅力がますます際立ってきた印象だ。18ビット処理される精妙な階調表現、色合いの豊かさなど息をのむほど。(山本)
第2位:ソニー VPL-VW855
¥3,000,000+税
当機のキーポイントは3つ。投写光源にレーザーダイオードを起用したこと。SXRDパネルがネイティブ4K仕様であること。レンズはF値もズーム範囲も上位機VW5000と同一のスペックをもつこと。要は、あくまでも直球勝負の4Kプロジェクターというわけだ。スカッと色ぬけのよい高精細画質は、ソニー製品の独壇場的魅力。(高津)
第3位:JVC DLA-Z1
¥3,500,000+税
4K仕様のD-ILAデバイスと、ハイパワーの青色レーザーとの組合せで、光出力3000ルーメンの高輝度映像を楽しませる。もちろんネイティブコントラストの優位性を生かした巧妙な絵づくりも健在。ダイナミックレンジの広さと余裕のある色再現を武器に、実に堂々と、艶っぽい映像を描き出す。パナソニックDP-UB9000との連携でさらなる画質アップが望める。(藤原)
第4位:ソニー VPL-VW5000
¥8,000,000+税
目を剥くような価格だが、発売以来3年以上が経過した今でも、4Kプロジェクターシーンのリファレンスたる強固な存在感を持つ。レーザー+蛍光体発光が成しえた「現代のハイエンド三管式」のような強靭にしてアナログ的な質感の画調。高輝度と上質感が高い次元でバランスした、ひじょうに高品位な映像を映してくれる。(麻倉)
第4位:ソニー VPL-VW745
オープン価格(実勢価格140万円前後)
レーザー光源にて2000ルーメンの光出力を確保。VW555は1800ルーメンだ。また公称2万時間の寿命なので煩瑣で高価な光源ランプ交換方式より有利だ。18Gbps、HLG対応。「デジタルフォーカスオプティマイザー」(アップデート対応)は、VW855と同趣旨であり、レンズの癖による周辺フォーカスの甘さを補正して鮮烈な映像を追求。(吉田)
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