レノボ・ジャパンは5月26日、都内でオンライン発表会を開き、パソコン「ThinkPad」シリーズの2020年夏モデル16製品を発表した。ラインナップは下記の通り。今回も、AMDプロセッサーモデルを各種取り揃えている。

ThinkPad2020年夏モデル
ThinkPad L14 Gen1 ¥125,000(税別)~ 5月29日発売
ThinkPad L15 Gen1 ¥113,000(税別)~ 5月29日発売
ThinkPad X1 Carbon Gen 8 ¥233,000(税別)~ 5月29日発売
ThinkPad X1 Yoga Gen 5 ¥265,000(税別)~ 5月29日発売
ThinkPad X13 Gen 1 ¥175,000(税別)~ 5月29日発売
ThinkPad X13 Yoga Gen1 ¥192,000(税別)~ 5月29日発売
ThinkPad T14s Gen 1 ¥180,000(税別)~ 5月29日発売
ThinkPad T14 Gen 1 ¥160,000(税別)~ 5月29日発売
ThinkPad T15 Gen 1 ¥191,000(税別)~ 5月29日発売

AMDプロセッサー搭載モデル
ThinkPad L14 Gen1(2020) ¥119,000(税別)~ 6月5日発売
ThinkPad L15 Gen1(2020) ¥119,000(税別)~ 6月5日発売
ThinkPad X13 Gen 1(2020) ¥162,000(税別)~ 6月5日発売
ThinkPad T14s Gen 1(2020) ¥172,000(税別)~ 6月5日発売
ThinkPad T14 Gen 1(2020) ¥149,000(税別)~ 6月5日発売
ThinkPad E14 Gen 2(2020) ¥111,000(税別)~ 6月12日発売
ThinkPad E15 Gen 2(2020) ¥111,000(税別)~ 6月12日発売

 また、ThinkPadの使い勝手を補完するオプションとして、ワイヤレスキーボード「ThinkPadトラックポイントキーボードII」も発表された。価格は¥14,500(税別)で、本日5月26日発売だ。今回Bleetoothのバージョンは5.0となり、前モデルに対して接続性は向上している。充電ポートはUSB Type-Cとなった。なお、PC(Windows)、およびAndroid機器との無線接続が可能(スイッチ切替式)。一度の充電で、約2ヵ月使用可。

画像1: レノボ・ジャパン、テレワークを快適にするノートパソコン「ThinkPad」シリーズの2020年夏モデル16製品を発表。ワイヤレスキーボード「ThinkPadトラックポイントキーボードII」も発売

 なお、モバイル液晶ディスプレイ「ThinkVision M14」のラインナップとして、タッチディスプレイ仕様の「ThinkVision M14t」も参考出品された。これはM14同様に、USB Type-Cケーブル一本の接続で、ノートパソコンからの給電とサブ画面の出力が可能な製品。画面サイズは型番の通り14型だ。ただし、発売時期・価格は現状未定。

 それでは、ThinkPad2020夏モデルについて、簡潔に紹介していきたい。

 今回のラインナップは、これまでに同社が推進してきている、場所に縛られない自由な働き方を促進させるスペックを満載しているのが特徴だ。

 新型コロナウイルス感染拡大防止のために、国や地方自治体などが推奨しているテレワークや在宅勤務といった新しい働き方の広がりを受けて、特にGW以降、同社製品の販売も順調に伸びていきているという。昨日、緊急事態宣言が解除されたとはいえ、今後もテレワークの需要は伸びていくとの予測のもと、今回のラインナップが策定されている。

 同社が考える、テレワークに必要な機能のポイントは3つ。一つは安定したネットワーク環境構築に役立つ、Wi-Fi6の標準対応、LTEの搭載。オンライン会議に便利な着信応答や通話終了を行なうダイレクトボタン(アクションキー)の搭載。そして、会話クオリティ(音質)の向上につながる360度集音マイク、ドルビーオーディオ対応の内蔵スピーカーの搭載、となる。

 それでは各シリーズの特徴について簡単に紹介していきたい。まずLシリーズは、大型液晶画面を備え、コスパ性能を高めたスタンダードライン。CPUにはインテルの最新第10世代プロセッサー、およびAMDプロセッサーモデルを揃え、据え置き用途をメインにしながらも、宅内(社内)での持ち運びも可能な軽量化も施されている。15.6インチ画面のL15モデルは、数字入力が簡便に行なえるテンキーを搭載する。

画像2: レノボ・ジャパン、テレワークを快適にするノートパソコン「ThinkPad」シリーズの2020年夏モデル16製品を発表。ワイヤレスキーボード「ThinkPadトラックポイントキーボードII」も発売

 ThinkPad X1 Carbon Gen 8は、14型液晶を搭載したノートタイプPCの、フラッグシップモデルの第8世代機。CPUはLシリーズと同じく最新のインテル第10世代プロセッサーを搭載し、ディスプレイはFHD、4K(3840×2160)を選択でき、4K HDR仕様の選択も可能(AMDプロセッサーモデルのラインナップはなし)。

画像3: レノボ・ジャパン、テレワークを快適にするノートパソコン「ThinkPad」シリーズの2020年夏モデル16製品を発表。ワイヤレスキーボード「ThinkPadトラックポイントキーボードII」も発売

 ThinkPad X1 Yoga Gen 5は、X1シリーズの中で、液晶画面が360度回転するYOGAシリーズの第5世代モデル。X1 Carbon Gen 8と同じく、ディスプレイ解像度はFHD、4Kが選択可(AMDプロセッサーモデルのラインナップはなし)。

画像4: レノボ・ジャパン、テレワークを快適にするノートパソコン「ThinkPad」シリーズの2020年夏モデル16製品を発表。ワイヤレスキーボード「ThinkPadトラックポイントキーボードII」も発売

 ThinkPad X13 Gen 1、およびThinkPad X13 Yoga Gen 1は、13.3型の液晶ディスプレイを搭載するコンパクトモデルX13シリーズの、ノーマルタイプとYOGAタイプ。ノーマルタイプで最軽量約1.18kg、YOGAタイプで最軽量約1.28kgという携帯性に優れた仕様にまとめられている。

画像5: レノボ・ジャパン、テレワークを快適にするノートパソコン「ThinkPad」シリーズの2020年夏モデル16製品を発表。ワイヤレスキーボード「ThinkPadトラックポイントキーボードII」も発売

 Tシリーズは、大画面と薄型軽量ボディ、パフォーマンスを並立させたプレミアムモデル。T14、T15については、NVIDIAのGeForce MX330グラフィックスの選択も可能。4K解像度のタッチ対応モデルもラインナップされる。

画像6: レノボ・ジャパン、テレワークを快適にするノートパソコン「ThinkPad」シリーズの2020年夏モデル16製品を発表。ワイヤレスキーボード「ThinkPadトラックポイントキーボードII」も発売

 Eシリーズは、スタイリッシュなエントリーモデル。プロセッサーはAMD Ryzen専用となる。15.6型液晶を搭載するT15は、テンキーを搭載。LANケーブルを直接接続できるRJ-45コネクターも搭載する。

画像7: レノボ・ジャパン、テレワークを快適にするノートパソコン「ThinkPad」シリーズの2020年夏モデル16製品を発表。ワイヤレスキーボード「ThinkPadトラックポイントキーボードII」も発売

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