オンキヨー&パイオニアから、Klipschブランド「Heritage」シリーズのハイパフォーマンスコンパクトモデル「HERESY IV」が発売される。市場想定価格21万円前後(税別)で、5月末の登場予定。カラリングはWALNUT/BLACK/CHERRY/OAKの4色。

 Heritageシリーズは、1957年に創業者 ポールW.クリプシュの手により30cmウーファーとホーンを搭載したコンパクトな3ウェイスピーカーとして導入された。4代目となるHERESY IVはコンパクトサイズでありながら、強力なウーファーやミッドレンジ、チタニウム振動板を搭載したHFコンプレッションドライバーを搭載。ふたつのコンプレッションドライバーは上位モデルの「CORNWALL IV」と同一のユニットを採用するなど、音にこだわりながらも、置き場所を選ばない製品となっている。

画像: 「HERESY IV」のウォールナット仕上げ

「HERESY IV」のウォールナット仕上げ

 その主な特長は以下の通り。

●新規開発されたK-702ミッドレンジコンプレッションドライバーが組み込まれ、細部に渡る表現性とダイナミクスさを両立。改良されたTractrixホーンとの組み合わせにより、リスニングエリア全体でより安定したサウンドが提供される。更に、新しいフェーズプラグを特徴としたK-107-TIチタニウム振動板HFドライバーは、高域がリスニングエリア全体で均一となり、より広いスイートスポットを実現。

●Heresyの長い歴史の中で初めて背面にポートを設置。背面設置のTractrixポートによりもっとも効率的で最速の空気の流れにすることで、低音再生域が約10Hz拡大している。またポートに流入する気流の乱れの低減に効果的なフレアを内側に設置することで、ポートノイズが低減され、よりクリーンで強力な低音再生が実現。

●新規ネットワークを採用することで、回路全体の電気的な劣化を最小限に抑え、クラス最高級の効率と耐入力でよりリアルなサウンドを実現。

●強力で汎用性のある高品質の入力端子を用いており、バイワイアリングまたはバイアンプ接続が可能。入力パネルにはアルミ二ウムを、内部配線には電気的劣化と効率損失を最小限に抑えるケーブルを採用。

画像: 左から、ブラック、チェリー、オーク仕上げもラインナップ

左から、ブラック、チェリー、オーク仕上げもラインナップ

 なお本機も、秋葉原の「ONKYO BASE」にて、緊急事態宣言が解除され次第予約制で試聴体験会を実施する予定という。詳細はONKYO BASE公式サイトで案内されるので、気になる方はこまめにチェックを。
●会場:東京都千代田区神田須田町1丁目25番地1 mAAch ecute 神田万世橋内「ONKYO BASE」

「HERESY IV」の主なスペック

●型式:3ウェイ3スピーカー、バスレフ型
●使用ユニット:25.4mチタニウム振動板+コンプレッションドライバー(K-107-TI)、
 44.5mmポリイミド振動板+コンプレッションドライバー(K-702)、
 304.8mm繊維複合材料コーンウーファー(K-28-E)
●再生周波数帯域(+/-4dB):48Hz〜20kHz
●出力音圧レベル:99dB/2.83V/m
●最大出力音圧レベル:116dB
●インピーダンス:8Ω
●クロスオーバー周波数:4.5kHz、850Hz
●寸法/質量:W393.7×H630.1×D336.6mm/20.41kg

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