パナソニックから、プライベートビエラの新製品5シリーズ6モデルが発表された。今回のラインナップと市場想定価格は以下の通り。

UN-15TD10 ¥86,000前後
UN-15N10 ¥65,000前後
UN-10N10 ¥50,000前後
UN-10E10 ¥40,000前後
UN-19FB10 ¥58,000前後
UN-19F10 ¥43,000前後

 プライベート・ビエラは、モニター部とチューナー部がセットになった商品で、チューナー部をアンテナ線につなぎ、モニター部に映像をワイヤレスで転送する。無線伝送なので、アンテナ線がない部屋や家庭内の様々な場所でコンテンツを視聴できる。

画像: チューナー部にHDDを内蔵し、ディスク再生機能も備えた「UN-15TD10」。モニター部の中央にあるのが、新たに追加されたクレードル式の充電台

チューナー部にHDDを内蔵し、ディスク再生機能も備えた「UN-15TD10」。モニター部の中央にあるのが、新たに追加されたクレードル式の充電台

 トップモデルの「UN-15TD10」は、モニター部が15インチでバッテリー内蔵、防水機能(JIS保護等級IPX6/IPX7)も搭載しているので、お風呂やキッチンなどでも楽しめるだろう。またテレビ放送や録画番組、ブルーレイ、DVDだけでなく、インターネット動画配信サービスにも対応している。

 さらにTD10ではクレードル式の充電台も付属しており、充電を簡単にするだけでなく、テレビを見ていない時にも、時計や天気予報、家族のスケジュールが確認できるカレンダーなどを表示できるようになった。

 さらにパナソニック製のエアコン連動操作機能も追加された。これは、同社の無線LAN対応エアコンとの組み合わせで実現できるもので、たとえばお風呂に入っている時にTD10のメニュー画面からリビングのエアコンの温度を調整するといった便利な使い方も可能だ(設定にはスマホと専用アプリが必要)。

画像: 家の中のどこでも動画コンテンツが楽しめる。プライベートビエラシリーズに2020年モデルが登場。「UN-15TD10」はカレンダー表示やエアコン連動操作機能も搭載

 UN-15TD10のその他の特長は以下の通り。

●防水性能を備え、薄めた食器用中性洗剤でモニター部をまるごと洗える。
●モニター部は内蔵バッテリーで最長約3時間(初期設定時約2時間10分)のテレビ視聴が可能。
●モニター部にはタッチパネルを搭載し、濡れた手でも各種操作が画面にタッチするだけで可能。
●テレビ番組、録画番組、インターネット動画配信サービス、ブルーレイも楽しめるオールインワン
●地デジ、BS/110度CSデジタル放送や、チューナー部の内蔵HDDに録画した番組もワイヤレスで再生可能。
●ダブルチューナー搭載で、裏番組録画にも対応。
●500Gバイトのハードディスクを内蔵。別売のUSB HDDをチューナー部に接続して、録画容量を増やすこともできる(動作確認機器は同社サイトで公開)。
●YouTube、Hulu、dTV、U.NEXT、DAZNなどのインターネット動画配信サービスに対応(別途契約が必要な場合もあり)。ラジオ番組配信サービスのradikoも試聴可能。これらのアプリをふたつまで登録しておける。
●クレードル式充電台を同梱しており、モニター部を充電台にセットするだけで、手軽に充電ができる。モニター部を充電台にセットしている時は、2段階の角度に調整可能。

画像: 防水テレビの「UN-10E10」

防水テレビの「UN-10E10」

 他のラインナップでは、「UN-15N10」と「UN-10N10」は内蔵HDDやディスクドライブを持たないシリーズで、インターネット動画配信サービスの再生や防水機能、置き時計機能、エアコン連携操作機能などはTD10継承している。外付けUSB HDDを接続すれば地デジやBS/110度CSデジタル放送の録画もできるので、放送やネットの動画視聴がメインという方ならN10シリーズもお薦めだ。

 「UN-10E10」はさらにインターネット接続機能も省略した ”防水テレビ” で、外付けUSB HDDをつなげば地デジ/BS/110度CSデジタルの番組録画はできる。モニター部は780gと軽量で、S字フックなどで吊り下げられる点も特長という。

画像: 19インチとシリーズ中では最大サイズの「UN-19FB10」

19インチとシリーズ中では最大サイズの「UN-19FB10」

 最後の「UN-19FB10」「UN-19F10」はプライベートビエラでは大型の19インチ画面搭載機で、モニター部にHDMI入力を備えている点も他のシリーズとは異なる。インターネット動画配信サービスの再生や、外付けUSB HDDへの録画機能を備えている。両機の違いは、UN-19FB10はモニター部にバッテリーを内蔵していることで、最長3時間30分の視聴が可能となっている。

 なお全モデルとも8月下旬の発売予定だが、新型コロナウイルス感染症の影響により、発売延期や供給の遅れが発生する可能性もあるとのことだ。

「UN-15TD10」の主なスペック

<モニター部>
●画面サイズ:15V型(アスペクト比16:9)
●解像度:水平1354×垂直760画素
●接続端子:ヘッドホン出力1系統(3.5mmステレオミニジャック、16.32 Ω推奨)
●消費電力(付属の充電台と専用ACアダプター使用時):約15.5W
●充電時間(周囲温度20 ℃、電源・切時):約4時間
●寸法/質量:モニター部=W382×H253×D38.9mm(スタンド・突起部含まず)/約1.5kg、モニター用充電台=W104×H58.2×D89.4mm/約0.12kg
<チューナー部>
●内蔵HDD容量:500Gバイト
●チューナー数:地上デジタル/BS/110度CSデジタル×2
●接続端子:HDMI出力1系統、USB端子1系統、LAN端子1系統(100BASE-TX/10BASE-T)
●消費電力:約17W(待機時約5.5W)
●寸法/質量:W316×H46×D180mm(突起部含まず)/約1.5kg

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