タイムロードでは、CHORD(コード)の新しいパワーアンプファミリーとなるUltimaシリーズに、最新のフィードフォワードテクノロジーを搭載したステレオパワーアンプ「Ultima 5」(¥1,700,000、税別)と「Ultima 6」(¥1,100,000、税別)を追加する。カラリングはどちらもシルバーとブラックを準備。発売開始は5月中旬を予定しているが、状況によっては変更される可能性もあるそうだ。

画像: 「Ultima 5」を上側から見たところ。フロントパネルにスリットが入るなどの細かい変更はあるが、基本的な出陣は「SPM 1200 MK II」を踏襲している

「Ultima 5」を上側から見たところ。フロントパネルにスリットが入るなどの細かい変更はあるが、基本的な出陣は「SPM 1200 MK II」を踏襲している

 Ultima 5(アルティマ5)は、同社ステレオパワーアンプ「SPM 1200 MK II」の後継機として開発された。SPM 1200 MK IIの高音質・高出力な回路を小型軽量のボディに凝縮するというコンセプトを継承し、性能と価格の理想的なバランスを追求、次世代レベルのハイパフォーマンスを実現している。

 ステレオパワーアンプ「Etude」で初搭載された高速アンプテクノロジー「デュアル・フィードフォワード・エラー補正技術」を採用することで、超高速でパワフルなパフォーマンスを実現し、独自の超高周波電源(SMPS)との組み合わせにより、高いピーク出力電流(ダイナミックなピークを発生させる速度)を実現している。

 さらに、独自のラテラル構造デュアルダイMOSFETを採用した低歪みアンプ回路を搭載し、スピーカーの負荷を難なくクリアー、正確に駆動することができるという。Utima 5には独自開発のMOSFETパワーデバイスが64
個搭載されているが、ここに厳選した特注品を用いているのも特長だろう。

「Ultima 5」の主なスペック

●アンプ出力:300W×2(8Ω)
●周波数応答:-1dB(0.5Hz〜100kHz)
●THD:0.005%
●寸法/質量:W480×H180×D360mm(突起部含まず)/22.4kg

画像: 「Ultima 6」のフロント、リアカット。端子部などの構成や配置は「Ultima 5」と共通

「Ultima 6」のフロント、リアカット。端子部などの構成や配置は「Ultima 5」と共通

 一方のUltima 6(アルティマ6)は、CHORDの次世代アンプであるULTIMAファミリーの中でベースグレードの製品に位置づけられている。「SPM 1050 MK II」をベースに、次世代ULTIMA
アンプテクノロジーを追加し他製品という。Ultimasシリーズの根幹技術と言えるデュアルフィードフォワードテクノロジーを採用し、速いレスポンスとスピーカーを軽々とドライブするパワーを提供、他の追随を許さないパフォーマンスを実現したという。

 Ultima 6は、32個の独自開発MOSFETパワー・デバイスを採用しており、300ボルト/マイクロ秒という超高速で動作する超低歪高電圧アンプを搭載している。また、ラテラル構造デュアルダイMOSFETは、出力段のエラー訂正回路によって連続的に監視され、DCトラッキングサーボと完全温度補償機能を備えたフルバランスの入力回路を搭載している。

 Ultima 6は、フラッグシップモデルと同じDNA
を持ちながら、出力を抑えることでより実用的で手頃な価格を実現したモデルとなっている。

「Ultima 6」の主なスペック

●アンプ出力:180W×2(8Ω)
●周波数応答:-1dB(0.5Hz〜100kHz)
●THD:0.005%
●寸法/質量:W480×H180×D360mm(突起部含まず)/22.4kg

画像: 【CHORD】ULTIMA 6 & ULTIMA 5 stereo amplifiers. 新製品パワー・アンプの紹介 www.youtube.com

【CHORD】ULTIMA 6 & ULTIMA 5 stereo amplifiers. 新製品パワー・アンプの紹介

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