ドイツ・ベルリンを拠点とするモニタースピーカーメーカーのADAM Audioから、「T8V」ニアフィールドモニターが発売される。5月下旬の予定で、市場想定価格は¥66,000(ペア、税込)。

 製品仕様は、リボントゥイーターと8インチウーファーを搭載した2ウェイブックシェルフ型スピーカーで、クラスDアンプを内蔵したアクティブタイプだ。そのパワーと低音の伸びは、低音重視の音楽は勿論のこと、ファンク、メタル、ブルース、ポップスなどのエレクトロニックミュージック以外の音楽を制作するホームスタジオやプロジェクトスタジオにとって理想的な選択肢だと同社は説明している。

画像: リボントゥイーターと8インチウーファーを搭載したドイツ、ADAM Audioのニアフィールドモニター「T8V」。5月下旬に日本で発売

 なお同社の「T」シリーズは、2018年に5インチウーファーの「T5V」と7インチウーファーの「T7V」が、2019年にはサブウーファーの 「T10S」が発売されている。今回のT8Vにもそれらと同様に、ADAM Audioのフラッグシップモデルとなる「S」シリーズのために開発された技術が多く使われているそうだ。

「T8V」の主なスペック

●型式:2ウェイ2スピーカー、バスレフ型。アンプ内蔵アクティブ式
●使用ユニット:U-ARTトゥイーター、8インチコーン型ウーファー
●内蔵アンプ出力:クラスDアンプ×2搭載(トゥイーター用20W、ウーファー用70W)
●再生周波数帯域:33Hz〜25kHz
●クロスオーバー周波数:2.6kHz
●接続端子:アナログ入力2系統(XLR、RCA)
●寸法/質量:W250×H400×D335mm/9.8kg

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