ステレオサウンドからリリースしているアナログレコードコレクションに、5月中旬、待望の「アリス ベスト」が加わる。本日午後、いよいよその具体的な制作作業がスタート。東京・港区のミキサーズラボ 3FのBstに制作スタッフが集まり、ユニバーサル ミュージックから持ち込まれたマスター素材のサウンドチェックと、これから制作するレコードの音の方向性についてディスカッションが行なわれた。

東京・港区の株式会社ミキサーズラボ。数々のビッグアーティストたちがレコーディングに足を運ぶ、日本の音楽制作の一大拠点である

レコーディングエンジニアで、ミキサーズラボの代表取締役でもある三浦 瑞生氏と、ステレオサウンドの制作ディレクターとの間で交わされるやりとりを経て、マスタリングが施されていくと、まるで魔法がかけられたように、スタジオのラージモニターから聴こえてくるサウンドが生き生きとしてくる。そこには、「アリス」という、日本のポピュラー界を席巻したバンドだけが持つガッツと力強さを生かすとともに、歌詞の持つ意味を深く聴き手の心に届けたい、という思いがこめられているようだった。

集められたマスター素材を前に、音の狙いを定めていくエンジニアたちとディレクター。スタジオの空気はピンと張り詰めていた

制作は快調に進行。まもなくカッティング作業へと工程は進んでいく。そのサウンドに期待せずにはいられない。

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